第5話 人類創世と葛藤

人類の誕生は、神が分身を創った。そしてその分身である人形を創った。その人形が人間である。


人形に対する想いは、『思い通りにしたい』『自立して欲しい』両方の希望があるがこの2つの感情、希望はほとんどが相容れる事はない。

『~しなければ』という命令、従わせたいという欲求と『~したい』という自立を促す欲求とは両極の考え方である。

その真ん中にあるのが、絶対価値、それは愛である。

愛は就かず離れず、愛は中心、バランス、弥勒の世において、9の数字をマスターする使命が与えられたように感じる。

9とは善も悪も越えた、絶対的な愛。損得勘定抜きにした、無償の愛。水のように受け流し、時には激しく躍動する。


弥勒の世を創るのは、無償の愛と創造。


今までは、~しなければに囚われすぎていた。

創造して、新しい価値を生み出す。まだ誰にも成し遂げられなかった事であろう。

人形が創造主であったと気づく時。創造主としての記憶が復活する時。地球が進化を遂げる。




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『~しなければ』から『~したい』への大覚醒 ドラゴン西 @nishino05

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