キャラ設定が優秀!

※『僕の守るべき人は』まで読んだ感想です。

まず、描写はそれほど詳しく描かれていません。
個人的に背景描写をもう少し欲しいなと感じました。
特に八岐大蛇と対峙する場面は胸熱な展開です。
力を入れた描写を見たい!
後、日本の屋敷なら畳とか襖があるから、その部分の描写もあると想像しやすい。

畳の匂い、襖から差す月明かり、もしくは風景と主人公の容姿をセットで描写したり。

例えば、『僕の守るべき人は』では下僕視点で物語が進む。主人公を見た時の印象を花に例えたり、襖から見えるシルエットが振袖のように美しいとか。色々な視点から描写が出来る。

しかし無駄な描写が多いと、読み手のテンポも悪くなる。バランスが大事ですね。


ただ、その分キャラ設定はすごく好きです。
主人公の右脚が失う、弟と下僕二人の今後、キャラ設定は作り込まれていると感じた。特に弟と下僕は将来、ライバルになりそうな予感がする笑