ネバーエンディング引っ越し(140字小説)
塩塩塩
ネバーエンディング引っ越し
「これ右の部屋だっけ?」
その質問を聞き、四人で運んでいた冷蔵庫が何かを探す様に動き始めた。
「コックリさんが降りたんだ!
例の五十音表がないと終らないぞ」
それから三日が経ち、今私達は冷蔵庫を抱えたまま商店街を彷徨っている。
そう、コックリさんの途中で手を離すほど私達は馬鹿ではないのだ。
ネバーエンディング引っ越し(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t
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