書く理由

YOZORA

第1話 僕が小説を書く理由

 僕は中学生の三年間結構辛い日々を過ごしてきました。

 いろんなことも起きましたし、言われました。

 それで、何故自分なのだろう、何故俺は生まれたんだろう、俺って必要ないよな、俺って、俺って……。

 例を挙げたらキリが無いくらいにたくさんそういうことを考えました。

 それでもなんとか学校に行って、少ない友達を作れたのは、アニメやラノベがあったからです。

 アニメやラノベは、楽しむために見るものというイメージがありますが、僕にとっては救いでした。

 主人公が逞しく生き、友達を作り、恋をし、苦難を乗り越えるその姿を見て勇気をもらっていました。

 辛い時に一番近くにいた頼れる存在が僕にとっては二次元だったんです。

 僕は二次元に助けられました。僕みたいな人はまだこの世にいっぱいいます。

 僕が二次元で助けられたように、僕が書いた作品で誰かが救われるまでは言わないけど、負の感情を忘れさせてあげることができるように。


そんな思いで毎日頑張って書いてます。

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