2021年度上半期推し作品
「書いたもの、読んだもの 2」になって初めての推し作品紹介。
話数の関係で2年ぐらいで3を新しく作ろうかなと考えているのでもう4分の1ということになる。
早いなぁ。
では、まず宣伝がわりにこの時期の自作の掲載状況を。
「クレイジー・キャンディ」(40話)
麻薬密売人はクスリ常習者に囲まれてみろ 44 運動しすぎて死ぬとか から
悪人どもはオレが全員ぶっ飛ばす! 83 思い通りにはさせない
https://kakuyomu.jp/works/16816410413983497191
極めし者シリーズの7作目。
悪人許すまじの極めし者諜報員キャンディことダイアナと相棒のデイビッドが活躍する。
クライマックス直前!
「奇妙で愉快な夢の置き場」(2話)
熊じゃなかったっけ? から そんなところで歌うのはちょっと
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935256231
久々にストーリーをしっかり覚えている夢を見た。
熊:ある日、住宅街の中、熊さんに出会った~。はずだったのに。
歌:カラオケに行ったらへんなところだった。
「ひかりのにわ 掌編集 2」(1話)
セントラルドグマ先輩の驚異の複写力
https://kakuyomu.jp/works/16816452218936576696
絵を描くのが好きで美術部に入った。先輩の中に「ドグマ君」と呼ばれている男子生徒がいる。ちょっとした事故のようなものでそんなあだ名がついたみたいだけど。
「質問集に答えてみた」(5話)
創作全般 字書きがいいねの数だけ答える から
創作キャラ イケメンについて:丹生世記
https://kakuyomu.jp/works/16816452221416263508
新作。いわゆる質問系への回答。
Twitterの質問系はいつもいいねが途中までしか集まらないのよ(笑)、ということでフル回答を載せる場を作ってみた。
「桜、さくら」(1話)
https://kakuyomu.jp/works/16816700426816947978
新作。【カクヨム文芸部、たちあげます!】 運営公式自主企画「ご当地小説大募集!」参加作品。
春の京都で夜桜デートをするカップルと、清水寺で出会った女の子のお話。
それでは推し作品の紹介。
月別はその月内に完結した、あるいは読み終えた作品からの一推しを数作、新規作品は期間内に読み始めた長編作品の中から今後を期待する作品を選んでいる。
2021年4月
「紅い死神ー百魔剣物語・外伝ー」 せてぃさん
https://kakuyomu.jp/works/16816452218876955364
百魔剣物語の外伝に当たるが単独でも楽しめると思う。
紅い死神と呼ばれるリディアが名実ともに死神となるまで。
最初は頼りなさげにも見えるリディアの強い意志がしっかりと作品の中心に通っている。
「群青区に神は滅びて」 淡島かりすさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354055003507189
さびれた神社の娘ナオは祈願システムを発見し、神社に再び人が訪れるようにと活用し始めるが、思わぬ妨害が入ってきて。
皆で祈願システムの謎を解き、円満解決へと導こうとする姿を応援したくなる作品。
2021年5月
「エールマン・プライド」 宮塚恵一さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452219508139688
大学の研究室の先輩と後輩の話。頼られるが頼りなれない先輩と、以前仲良くしていた女性が内緒で付き合っていると思った主人公は嫉妬するが、事情はもっと複雑で。
心の機微がよく伝わってくる。
わたしこういう話、書けないわー。勉強になる。
「ニセモノカサブランカ」 清久 志信さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452220348016643
約束されしハッピーエンドアンソロジー《Anthologia》掲載作品。
姉の結婚式に出席して、ナツは改めて姉と違う自分を自覚する。
ずっと好きな幼馴染、弥紘は大人の男性で、ナツは思い悩む。
最後、弥紘が態度を変えた辺りからずーっとニヤニヤしっぱなし。さすが「約束されしハッピーエンド」だ。
2021年6月
「薬術師ディルアローハの渉外~遺産の星と悪魔の少年~」 藍間真珠さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452220719970683
第3回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト参加作品。
子供の行方不明事件を調べるディルアローハだが、手がかりを掴めないばかりか悪魔と呼ばれる少年クロミオに翻弄されていた。
事件を解決するよりも先に自身に危険が迫る。ディルアローハは無事に国に帰り、真実にたどり着けるのか。
派手なアクションはほぼないが、謎めいた雰囲気のファンタジーが好きな方におすすめ。
2021年7月
「蒼き太陽の詩」 丹羽夏子さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880272951
アルヤ王国の双子の王子、ソウェイルとフェイフューは、己の信念を掲げて王座を争う。
これは、のちにアルヤ王国最盛期の王となる『蒼き太陽』ソウェイル王子と、彼の周りに集う歴史の証人たちが織り成す群像劇。
とても長い作品だが、強くおすすめする。まさにわたしの「一推し」。
「楽しくて、わかりやすい! 日本の神様のお話」 東樹さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922097870
タイトルの通り、日本の神様についてのお話。とても分かりやすく、面白くてためになる。
神様に興味のある人はもちろん、興味のない人も是非読んでみていただきたい。
2021年8月
「ぶたまん」 しかまささん
https://kakuyomu.jp/works/16816700426667820005
見た目は不良の壮太が、コンビニに客としてやってきてからのお話。
見た目って大事だ。でも見た目だけじゃ人柄は判らない。
じんと胸が温まるお話だった。
「幽霊が人を呪うのは人間のせいだよ」 カク丸もりやまさん
https://kakuyomu.jp/works/16816452220692054105
幽霊に会ってみたいと思う主人公は、とあるトンネルを訪れる。
これは、このあとどうなったかが読者の想像にゆだねられていて怖い。
好奇心で心霊スポットを訪れてはいけない、とはよく聞く話だ。
2021年9月
「アップルパイに呪われて」 Ifさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700427068179025
自主企画「第一回アップルパイ(恋愛)文学大賞」参加作品。
「アップルパイが、美味しかったから」
彼の一言は呪いのように主人公の心にとどまり続けていた。
どうなるのだろう、駄目なのかな、と思いながら読むと……。
「街角で踊る猫たちの剣舞曲」 丹羽夏子さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452218549589191
ジョルファ人の少年エレミヤは、教会を襲う侠客を追い払ってくれる誰かを探していた。
条件付きだが手を貸してくれたのはオルハン。元は皇帝を守る「鷹」の一員だった。
話はやがて、民族間の抗争、宗教、信念が絡んだ事件へと発展して……。
エレミヤの真っ直ぐさとオルハンが育てる双子ちゃんのかわいさが、いい。
新規作品
「トワイライト・シティ」 fushimiさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700426226039549
現代ファンタジー短編集。
ちょっと不思議系のお話は割と好き。
「放課後買い食いクラブのネガポジ謎事象」 夜野 舞斗さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452221377568611
ネガティブ女子とポジティブ女子、正反対の二人が事件に遭遇し、推理し、解決に導く。
ポジティブ女子、勇に振り回されるながらも、える子のネガティブもほんのちょっと前向きに。
二人の距離が少しずつ縮まって、本当の友達へとかわっていく。
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