色のない世界
ボン太郎
色のない世界
人と違うことはいけないのだろうか。
人の数だけの趣味、思考がある。
「他勢こそが正義」、そんな日本では人と違うことが悪になってしまっているような気もする。
社会では多数決が多様されている。手を挙げさせることはなくとも、多数意見を受け入れ、上司の顔色や周りの反応を伺いながら多数意見に乗っかる。自分の意見を殺し、戦うことをやめ、周りと合わせて無難に過ごす。
街を歩く若者はブームに乗っかり、みんな同じような服装、髪型。周りと違う感覚は個性的、奇抜と言われ、高評価と非難は紙一重。
余談ではあるがこんな話をアメリカ人の知り合いにされたことがある。
「なぜ日本人はみんな同じ服着て、同じ髪型してるの?アメリカ人はみんな目立ちたがりで人と同じことを嫌う。個性が大事で自分を愛してるよ。」
国が違って、言葉も違う、もちろん考え方も違うのが当たり前だが、そんな考え方の方が素敵だなと感じる。
周りと自分の意見、周りと自分の考え方、「人」に思いやりを。自分の色を存分に出していける世の中になっていくといいなと感じる。
あなたの色は何色ですか?
色のない世界 ボン太郎 @cross_world
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