第52話 べんきょ

 お菓子やら紅茶やらでグダグダしてしまったが本来の目的は勉強なのだ。


 数学やら化学やら物理やら大きすぎる壁が俺の前には何個も立ちはだかっている。見上げすぎて首が疲れるよ。難しいな、やることが多いぞ。


 今日はとりあえず、高瀬が俺に数学とか化学とかの「理系教科」、俺が高瀬に英語やら古典のような「文系教科」を教えることになっている。


 理系教科出来るのカッコいいと思うんだ。数学とかのアルファベットがいっぱいあるような数式をスラスラと解いてる姿って画になるしモテそう。


 しまいにはそれを黒板とかホワイトボードに書き始めたら手がつけられない。カッコいいが止まる所を知らない、いわば無敵状態になるわけだ。


 それで日常に潜む数学を見つけ出す。


 こりゃ理系はモテますわ。


 別に嫉妬や僻みとかそういうのじゃないんだけどね。人には適材適所がある訳だけど、少し羨ましい部分あるよな。


 ま、まあ!英語できればプラマイゼロでしょ!そ、そうだよ、きっとそうだ!最近、とか言うでしょ?それになればいいんだよ!


 そう簡単になれるわけないだろ……


 自己完結しちゃったよ。

 まあ文系とか理系に優劣なんて無いということですよ。皆違って、皆良い。いい言葉ですよ。


「勉強するか……」


「そうだね!ところで博大ひろとは何の教科やるの?」


「俺は宣言通り、数学をやることにするよ。飽きたら化学やるかもだけど」


「じゃあ僕は古典やろうかな」


「定期考査で点獲れるように頑張ろうな!」



 こうして勉強会が開始した。








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今回の話に盛り上がりもボリュームも何もありませんが、とりあえず毎日更新するを学校と両立できるように工夫した結果でございます。どうか、ご容赦ください。頑張ります。

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ヒロインは男の娘でした。いいね。 綺麗なお花畑「わぁ、キレイ。」 @kaminokekekeke

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