「犯人はお前だ！」「で、それが何の役に立つんだ？」

中学生探偵・須藤賢一は、現場を見ただけで「犯人がわかる」自称・名探偵だが、「犯人がわかる」だけでは事件は解決しない。こんなのを、どうやって役立てろと言うんだ……。
(探偵ものではありますが、ミステリー要素はありません。)



(あとがきに代えて:数年後、刑事が何らかの事件に巻き込まれて亡くなり、仇を取るために探偵が推理力を取り戻していく過程で、旧知の天才児達とバトルになるみたいな続編があってもいいよね)