第7話 鳥と猫、真面目になる?
天然な猫の爆弾に、妄想が大爆発する鳥
そんなカオスな状況がおさまろうとしている
『ファムいい加減、戻ったよな?』
孝史は心配そうにファムへ尋ねた
【申し訳ございません。
ご主人様、水の聖獣の天然につられて、
私も願望が溢れ出てしまいました。】
もう隠さないんだねファムさん(汗)
「私は、天然ではございませ~ん」
それを天然って言うんだよ
『まあ、ともあれ戻って来てくれて、
良かった』
【申し訳ございませんでした】
「う~ん?すいません~?」
状況がわかっている者といない者に分かれた
『今の現状を生理しておこう』
【そうですね、水の聖獣この世界の現状を説明して下さい】
孝史の言葉に従い、ファムが水の聖獣に説明を求めた
「は~い、魔鳥様がお隠れになってから~、
邪龍に先導された、魔物と竜、それと竜人達が勢力を拡げていき~、人族の国が2つ、エルフと獣人の国が1つ滅ばされてしまいました~、生き延びた者達は、隣国で保護されております~、後この近くにあった賢龍の村も~、竜と竜人達に襲撃されて~、壊滅してしまいました~」
【なっ!?賢龍の村が!!
村の者は無事なのですか!?】
水の聖獣の報告に驚くファム
「賢龍は深手を負っていますが~、命に別状ございません~、他の者も怪我こそ負っていますが~、皆無事です~、私達の聖域に避難して来て保護しております~」
【そうですか、ひとまずは安心しました】
目的地で、あった村が壊滅してしまったが、住人の無事に安堵した
『そうか、目的地が無くなってしまったが、次の目的地は何処になるんた?』
【そうですね………】
「それなら~、聖域に向かえば良いのでは、無いでしょうか~?」
ファムは次の目的地を悩んでいたが、水の聖獣があっさりと次の目的地を提案する
【確かに聖域なら良いかもしれませんが、ただ距離が離れ過ぎていて難しいです】
水の聖獣の提案を現実的では無いと否定する
「ご心配なく~、大丈夫です~、
魔鳥様を探しに来た時に使った転移陣が残っています~」
ファムの答えをわかっていたかの様に、すぐさま返答する水の聖獣
【水の聖獣、それは本当ですか!?】
まさかの返答に驚くファム
『転移陣?』
要領をえていない孝史
『はい~♪私達、聖獣がいる聖域からは、遠く離れているので~、魔鳥様を探しに来る時に~、転移陣を敷いて転移してきたのです~』
エッヘン!と胸を張る水の聖獣
『へ~そんなのがあるんだ、凄いな~異世界って』
関心する様に呟く孝史
【水の聖獣でかしました!】
ファムも水の聖獣をほめる
『ここから~、少し離れていますが~、
賢龍の村へ向かう途中に~、転移陣を敷いています~、一応結界を張ってあるので~、
魔物や竜は近寄れません~♪』
褒めて褒めてと言う様に、孝史の足元へ寄って、スリスリし始める
『おぉ!それは凄いな!ヨシヨシ』
擦り寄ってきた水の聖獣をナデナデする孝史
「ふぁ!!気持ち良いです~♪♪」
撫でられて目を細めウットリする
【ぐっ!今回は許してあげます!】
水の聖獣のファインプレーに、孝史からのナデナデを、不本意ながら広~~~い心で許すファム
『じゃあ、その転移陣に向かおうか』
撫でるのをやめて、転移陣へ向かう準備をする
「あァァァもう終わりですか~」
ナデナデが気持ちよすぎて、終わってしまった事に、シュンとしてしまう
【もう充分でしょう!】
『それよりも、コイツどうする?』
ファムの言葉を流して、目の前に横たわっているソードディアを見つめる
【そうですね。
私の力で収納しておきます】
そう言うと、ファムはソードディアを収納魔法で収納した
『へ~、原初の力ってそんな便利な力もあるんだな、俺も使えるのかな?』
【はい!ご主人様も力に慣れれば、使える様になります!】
「私も~使えるますよ~?」
『おっ!そうなのか、2人と~~~も今度教えてくれるか?』
【「はい!」】
2人の声が揃う
『それじゃあ、向かおうか』
【はい!そうですね】
「はい~、転移陣まで~ごあんな~い♪」
そうして、3人は転移陣へ向かう事になった
続く
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お読み頂きありがとうございます。
第7話をお送りしました。
今回は脱線しませんでした(汗)
すいませんお知らせがあります。
私事で、大変申し訳ございませんが、
プライベートで不幸があり、
暫く更新出来なくなりそうです。
少なくても今週中は難しいです。
ストックは可能な限り書いて行こうと思いますが、書けないかもしれません。
楽しみにされていた方が、いらっしゃいましたら、大変申し訳ございません。
※お読み頂いた方へのお願い※
感想お待ちしております。
頑張って参りますので、
応援よろしくお願いします。
魔鳥?(まちょう)の恩返し ~鳥さん?と行く異世界道中記~ taka @taka1812
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