面白かったです。
以前読ませていただいた作品でも感じたことですが、ちゃんと「狙い」を定めて書き出し、書き上げてる作者様は本当にレアだと思うので、今後のさらなる活躍を願うばかりです。
本作、登場するガジェットは今世紀風ですが、描き出される未来の世界観はどことなくレトロSF風な空気感を感じますね。
高度に情報化された管理社会において、その枠を飛び越えて主人公を望郷に駆り立てる小道具が、アナログな「手紙」である点がストーリーテーリングとして上手いと思わされました。
あと、あまり細部の整合性につっこむべき類の作品ではないとは承知しておりますが、「ツベルクリン反応」は今の若者相手でもちょっと通じなくなっている気がするので、未来の主人公が挙げる例示としては一考の余地あり、かもしれません。
作者からの返信
鷲賀祖舘夕さま
ありがとうございます。
勿体ないほどのお言葉を頂戴いたしまして、照れるばかりであります。
サッパリ芽の出ないことに倦むことなく、この先また、少しずつでも努力を重ねて参りたいと思います。
実は、恥ずかしながらSFの知識が乏しいというのに加え、ジャック・フィニイやレイ・ブラッドベリが好きで、SFはレトロ風なものしか書けなかったりします(笑)
温かく広いお心で受け入れてくださったこと、深く感謝しております。
そして、ツベルクリン反応!そう、そうなんです。ご指摘、ありがとうございます。
書いている時から私もずっとその一文に代わる何かを探しているのですが…KACの締め切りと同時に誤魔化してしまったまま、さらに今現在も無い脳みそを絞るも、全く思いつかず…(苦笑)
不甲斐なく、申し訳ありません。
そもそもを注射にしなければ良かった(笑)とか反省し始めたりして…ふふ。
いつか、それに代わる一文を探し考えて差し替えたいと思います。御助言、ありがとうございました。
お言葉、大切にさせて頂きます。
怖っ!
人類は一体、何に管理されているのでしょうね。私は嫁に管理されています。
作者からの返信
@Teturoさま
お読みくださりまして、ありがとうございます!
知らず(?)管理される未来でございました。
私は現在、しがない猛獣使いです。ようやく猛獣の下僕からレベルアップを果たしました。
小さくても、なかなか手強い…ゆくゆくは一人前の管理者になれるよう頑張ります(笑)
梅雨ですね…
じめじめとした毎日。
雨が降らずとも湿度も高く、体調を崩しやすい日々、どうぞご自愛くださいませ。
沢山のお星さま、ありがとうございました。
さらには、こちらで御礼申し上げます失礼を、お許しください。
『神座サトリ』に素敵なレビューを、ありがとうございました!!
また@Teturoさまの作品にも、お伺いさせてくださいませ。
重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
こちらKACの作品だったんですね。
クオリティが高すぎてすごいって思いました!
ストーリーもですが描写が美しくて印象的です。
作者からの返信
片瀬さま
コメント、ありがとうございます。
皆さまが勿体無くも言葉にしてくださるような心を震わせる『何か』を、意識しては、まだまだ到底書けないのですが…書いていて、しかも短時間で、このようにカチリと嵌るような感覚に陥る物語はこの先また書ける日が来るだろうか?とも思える自分で言うのもおかしなことですが、色々と奇跡のような、作品でした。
温かなお言葉、ありがとうございました。
励みとし、精進を重ねてまいりたいと思います。
また、沢山のお星さまもありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。
拙作を読んでいただきありがとうございました。
人間が機械に管理され、強制的に取捨選択される未来がもし来たら、こんな悲劇も起きてしまうのでしょうか。
手紙が検閲されなかったことは救いなのか、あるいは忘れてしまえた方が幸せだったのかもしれない。
繊細な文章で綴られる物悲しくも美しい物語でした。
作者からの返信
神原依麻さま
コメント、ありがとうございます。
こちらこそ神原さまの素晴らしい物語を拝読させて頂き、ありがとうございました。
果たして私達のいる世界でも、どのような未来が、この先にあるのかは分かりませんが、今と、ひと続きの世界であることは紛れもなく、希望のあるものであることを祈らずにはいられません。
温かなお言葉、ありがとうございました。
さらには沢山のお星さまを賜わりましたこと、重ねて御礼申し上げます。
石濱ウミ様
この作品、本当に素敵です。 美しい描写に透明感溢れる雨を感じ、彼の悲しみを感じました。とても文章が綺麗で浸っていたいです。
強制人口抑制の仕組み……私も拙作でちょっと触れましたが、石濱さんは、もっと前に描かれていたのですね。おお! となりました。
でも、こんなに美しい恋文の話にできるところが、素晴らしいです。
お☆三つでは足りないです(*´▽`*)
作者からの返信
☆涼月☆さま
ありがとうございます。
なんと!涼月さまに、そのようにおっしゃって頂けるなんて、嬉しくて傘を片手に飛んでゆきそうです〜。
えへへ。
KACが無ければ、このお話をヒラメキすらしなかったかもしれません。
お題があって、バッチリはまる不思議な高揚感に突き動かされて書いたモノでした。
沢山のお星さま☆も、励みになります。
ありがとうございます♡
主人公が撃たれなくて良かったと思いつつも、自分だけが残ったというのは悲しいですね。
絵に書いたようなディストピア…ふと、狂四郎2030という昔読んだ漫画を思い出しました。
作者からの返信
アクリル板Wさま
ありがとうございます。
狂四郎2030ググりました。
1997年の作品であることに驚きました。
バーチャマシンでの現実逃避…この先のメタバースの世界そのものじゃないですか!
政府の打ち出しているムーンショット計画が、ちらと頭の隅に過りました。
探して読んでみたいな…と思います。
そういえば、この作者ジャングルの王者ターちゃんを読んだことを懐かしく思い出しました。
沢山のお星さま☆をありがとうございました!
人が増えすぎた未来は本当にこのような結末が待ち受けていそうだなと、物悲しい気持ちになりました。
彼が思い浮かべるものは本当にキラキラとしていて、現在が余計にモノクロに見えますね。
人類はいったいどこへ向かっているのか、とても考えさせられます。
けれど、数ある未来の中のひとつを垣間見せてもらえたように思えました。
ウミさんは独自の世界観を築き上げるのが本当にお上手で惹き込まれます。
心に残る作品をありがとうございました!
作者からの返信
ソラノさま
ありがとうございます。
こちらにも、いらして下さいましたこと、まずは御礼申し上げます。
ヒナさんを悲しい気持ちにさせてしまいましたね…スミマセン。
SFは、兎角暗くなりがちで、いつかは幸せなものを書いてみたいと…ん? 考えてみれば、どれも幸せ薄い…(笑)
温かなお言葉を、ありがとうございました。
世界観…構築出来ていましたら、これ程嬉しいお言葉は御座いません〜。
沢山のお星さま☆も、励みになります。
ありがとうございました。
編集済
企画に参加して頂き、ありがとうございます。
読みに来ました。
なんとも哀しい近未来が書かれていて、もしかしたら、あり得るかもというリアリティがありました。こういった未来にしないよう各々各自が、色々、考えるべきとも思いました。興味深いお話をありがとうございました。もし宜しければ私の作品も読んで頂けると嬉しいです。また機会があれば他の作品にでも寄せさせて頂きますね。ではでは。
作者からの返信
星埜銀杏さま
コメントありがとうございます。さらには、お星さま☆を賜わりましたこと重ねて御礼申し上げます。
また、この度は星埜さまの企画に参加させて頂きありがとうございました。
未来が素晴らしいものであると信じて疑わなかった幼い頃のように、いつまでも無垢ではいられないことに時折せつなくなります。
お読みくださりまして、ありがとうございました。
コメント失礼致します。
退廃的な世界を思い浮かべながら読み進ませていただきました。
他の方のコメントなどを読んで把握いたしましたが、事前に決められたキーワードを元にこちらの作品を作られたのですね。
切ない物語ですがキーワードが効果的に使用されていて、知らず知らずのうちに作者さまの世界観に惹き込まれてしまいました。
ありがとうございました。
作者からの返信
nikataさま
コメントありがとうございます。
さらにはお星さま☆を賜りまして、重ねて御礼申し上げます。
こちらの作品はKACの『走る』というお題から生まれたお話です。温かなnikataさまのお言葉、励みになります。
ありがとうございました!
「手紙は自分宛てに書かなければならない」
強制淘汰なんてことをする時代の大人が、いかにも子どもに言いそうな。
こんな世界に未来はないね、いっそ滅びてしまったらと思いつつ、
だったら私たちの世界に未来はあるのか?? という、常日頃の不安を掻き立てられて、他人事とは思えないのです
作者からの返信
わあ♪ こちらの作品にも、目を通していただき、ありがとうございます。
ぷろとぷらすとサマからのコメント並びに沢山のお星さま☆に、励まされておりますれば!
同感です。
私たちの世界は、ジョージ・オーウェルの鳴らした警鐘を、早くも忘れてしまったのではないのかと訝しく思うのです。
人類はいずれ自らリセットをする道を、選ばざるを得なくなるのかもしれない。
そんな恐ろしい極論に達することがないよう、
どうぞ未来が素晴らしいものでありますようにと、願わずにはいられません。
お読みいただきありがとうございました!
短い中で、「世界」に引き込ませるのが本当にうまいのですなあ……
いや正直KACなんて百(以下、検閲済)なんて思っていましたが、
石濱さんの魂を削った良作がいくつも読めると思うと、
決して××××や××××なことばかりでも無かったのだなあと、運営には(以下、消されている)
次作も読ませていただきますぞぉぉぉぉ……ッ!!(右腕を後ろ手に極められ地面に這わされながら
作者からの返信
な、なんと!!
gaction9969サマに、最上級のお褒めの言葉を頂きました上に、沢山のお星さま☆まで!!!
ありがとうございます。
魂を削るように、体重が削れるKACでありましたらスレンダーな姿になれるんですのに…。
脳をフル活用しているせいか、糖分を補給しまくっていたりするわけで(←言い訳!!
捕縛者によって負わされたgaction9969サマの右腕の怪我を案じております…
石濱ウミ様
こんにちは、澤田 啓です。
『耳に残るは』読了いたしました、切なく哀しい近未来ディストピア短編として……胸に残る作品でした。
撤廃された筈の優生保護法を復活させ、更には生者の選別まで行う『胸クソ』な未来社会の設定と……静謐で穏やかな筆致がミスマッチ過ぎて、余計に空恐ろしい気持ちにさせられました。
立ち入り権限のない管理区域に侵入した『僕』の末路を思わず心配させられた結末も、不安感に溢れる結末となり……ジンワリと『来る』良作だと感じます。
2021.3.14 白き日に
澤田 啓 拝
作者からの返信
こんにちは。
澤田さまの心温まるコメント並びに沢山のお星さま☆に、励まされております。
ありがとうございます〜!
良作とのお言葉に、嬉しくニヤけておりますれば!
これからも精進を重ねてまいります。
ありがとうございました。
映画ガタカを連想しました。
SF作品ですが、子供たちの純真やノスタルジックな雰囲気に感動しました。
オチも切ないですね。約束の場所へ、たどり着けることを願います。
作者からの返信
影津さま
コメントありがとうございます。
拙作に温かなお言葉を、ありがとうございます。
SFはノスタルジックと非常に相性が良いですよね。
ついつい組み合わせてしまいます。
沢山のお星サマ☆ありがとうございました。