『直観』……?

 KAC20213のお題にはびっくりしましたよね。『直感』ではなく『直観』。これは難しいぞと言う声があちこちで聞かれていました。でも思いつく人は素早く次々に発表していましたけど。さすが訓練されたカクヨムユーザー、面構えが違う。

 思うに、この難しいお題は金曜日だから発表されたのかも。金曜のお題は一日分の余裕がありますからね。私もこれには難航してしまいました。


 と言う訳で、まずは『直感』と『直観』の違いから調べる事に。グーグル先生から紹介された一番上のサイトを参考にします。えぇと、それによるとですねぇ――。


 直観


 直感(inspiration)とは、感覚的に本質や道理・愛を感じとる力。それに対して、直観(intuition)とは、過去の経験に基づいた即時的・論理的認識。つまり、集合意識や超意識と呼ばれる領域から『受けとる』のが直感であり、顕在意識・潜在意識から、即時に『読み解く』のが直観なのだとか。


 直感は受動的であり、直観は能動的だと言え、直感には理由がなく、直観には理由が存在し、直感には正解しかないが、直観には当たり外れが存在すると言う事のようです。

 簡単に言うと、直感は天啓的なもので、直感は過去の経験から気付くと言うものと言う事ですかな。ふむふむ。大体分かってきた。


 と言う訳で、この認識で作品を書く事にしました。


 あいすの3話では、彼女の友達の葵を魔法の才能のある少女に設定。そこから2人目の魔法少女と言う後付設定が生まれました。この作品での直観は才能の差をあいすが気付くと言うものですね。なんでそんなに魔法が使えるのかの理由に、そもそも既に葵は魔法少女だったと言う理由が必要だったと言う訳です。

 魔法少女にはマスコットと言う事で、ここでナーロンが久しぶりに登場。何故なろうモチーフのマスコットキャラが蛇になったのか、その根拠はありません。それこそ直感で決めたのですよね。


 魔法少女あいす 3話 才能の差

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219019936314/episodes/16816452219092538442


 直感は必ず当たるものですが、直観は経験からの予測なので外れる事もある。なら直観が外れまくる話にしようと思って書いたのが『俺の直観は当たらない』です。タイトルの通りに直観を外しまくります。そう言うコメディとして書きました。

 コメディと言えばトリと言う事で、2作目以降の作品で久しぶりにトリを登場させます。しっかり活躍してくれて何よりでした。小説執筆サクセスストーリーとしても上手くまとまったと個人的には思っています。


 俺の直観は当たらない

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219019936314/episodes/16816452219102584882


 んで、3作目。この作品の直観は謎の古代異物にかかっておりますね。作中に出てくるすごいエネルギーの詰まったキューブのイメージはエネルゴンキューブです。トランスフォーマーで両陣営が奪い合っているやつですな。あ、その設定が生きているのは昔のトランスフォーマーだけかも(汗)。

 とにかく、すごいエネルギーを個人が見つけた場合、政府的な大きいところが必ず奪いに来ると言うテンプレで話を組み立てていきました。


 後、この話は趣味で追い続けているスピ知識を何割か混ぜ込んでおります。未来人が過去にアイテムを送るのはウィングメーカーですし、政府組織が地下基地を持っているの言うのもスピ情報で、そこの組織が爆発で破壊されたら地震が発生すると言う下りは米軍が各国の地下基地をぶっ壊していると言うQアノン情報が元ネタ。

 そんな感じで書いていたので、すごくノリノリで執筆出来ました。


 謎の石版に導かれて

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219019936314/episodes/16816452219112035889


 この3作品の中では『俺の直観は当たらない』が個人的には気に入っています。コメディなので、笑いのツボが合えば面白いかなと思います。つまらなかったらごめんなさい。いやしかし、トリは便利なキャラですナ。

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