概要
事故物件でのおうち時間。何も起こらないわけがなく……?
貧乏学生は、訳あり物件に住むしかないのである。
どうせ寝に帰るだけだ。幽霊がいようと何だろうと構うもんか。
……誤算だったのは、コロナ禍によるステイホーム。
僕は幽霊の彼女と、仁義なき家取り合戦を繰り広げることになった。
どうせ寝に帰るだけだ。幽霊がいようと何だろうと構うもんか。
……誤算だったのは、コロナ禍によるステイホーム。
僕は幽霊の彼女と、仁義なき家取り合戦を繰り広げることになった。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!私、幽霊。一日中家にいる人間に困っています。
コロナによるステイホームで困っているのは人間だけじゃないんです。一日中、知らない人と一緒に過ごすだなんて窮屈です。
あ、申し遅れましたが私は幽霊です。
赤い斑点を布団につけたり、窓ガラスにたくさんの手形をつけたり、テレビをつけたり、ベッドに長い黒髪の山を置いたり……。思いつく限り暴れているのに、この大学生男子出ていかないんです。困ったものです。
おまけに私のこと「実は結構優しかったりして?」だなんて言うんですよ。……変な人。
この大学生男子はなにを考えているんでしょう? 作品は男性目線ですので、読んで確かめてみてください。
きっと……霊感も女心にも鈍い人ですよ。