最期は手を握って

作者 真花

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★★★ Excellent!!!

葉桜の季節、「俺」は施設で暮らすナオを訪ねる。“あの頃”の話に花を咲かせる二人だが、かけがえのない時間はやがて終わりを迎える……。

二人の関係性がポイントの作品なのですが、読了後に冒頭の一文を読み返すと、グッときます。詩的な文章にはしっかりと意味があり、それが分かったときに、作品の魅力がさらに増すという……味わい深い短編小説です。人の一生について考えさせられる優しい物語、おすすめです。

(カクヨムWeb小説短編賞2020“短編小説マイスター”特集/文=カクヨム運営)