なんか仰々しいレビュータイトルにしてしまいましたが、要するに「終わりの一文がすごい刺さった」ということになります。タイトル、分かりやすいシチュエーション。もはや主人公が可哀想な目に遭うことは確定的です。なので、この悲劇をどう締めるか、という点に作者の色が出ると思うのです。途中の流れも素晴らしかった。しかし最後の一文に凝縮された彼の嘆きが特に心を打ちました。分かる人には分かるし、分からない人には分からないであろう。だからこそ、いい。
ショートショートの鏡ですね!シチュエーションはただ、送り先を間違われたメッセージをLINEで受け取っただけなんですが主人公の心理描写に心奪われました!
ふとしたきっかけで、学校一可愛い女の子と知り合えた彼。でも、それが自分を悲しみに追い込むことになるとは、思ってもいなかった……ごく普通の大人しい男性に降りかかった、幸せと悲しみを短い言葉でつづる話です。さすがの飛鳥節が男性の心に刺さります。可愛い女の人にお願いです。あなたのちょっとした行動が、周りの誰かを悲しませる事がある事を知ってくださいね。
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