【第一章完結のあとがきとお詫び】
本作をここまでお読みいただき、ありがとうございます!
本作の公開前後に近況ノートで書いてましたように、10万文字強で文庫本1冊と想定して書き始めました。
そして予定通り、前話で第1巻の終わりです。
第2巻以降の展開としては、トーイが引き続き「彼女作り」にチャレンジし、それを花恋姉がアワアワしながら手伝うというのを想定してました。
各巻ごとに、他のヒロイン(既出の女の子や、新キャラ)がメインになるような構成です。
だがしかし──
当初から「爆死する気がする」と予想していたとおり、本作はあまりポイントやPVが伸びていません。
本作では「脳死ラブコメのようなタイトルだけど中身は青春モノの成長物語」と「『もしドラ』のようなビジネス手法とラブコメの融合」をチャレンジングテーマとしていました。
ビジネス手法の色合いは当初の予定よりもだいぶ薄くしましたが、やはり理屈を語る回(5~9話辺り)で、大量の読者離脱が発生しました。
もっと読み手を惹きつける展開もあったかと思いますが……うーん、僕の力不足です。
もっと展開を早くして、動きのある事件を早い段階で発生させるとか。
その後の話も、花恋のアドバイス通りですんなり上手くいくのではなく、「上手くいかなくてトーイと花恋の信頼関係に亀裂が生じる。だけどやがて上手くいくことで、花恋とトーイの絆がさらに深まる」という展開の方が面白いとか。
いずれも執筆開始時から頭ではわかってたのですが、上手く物語構築できませんでした。この辺りが、僕の力不足を特に痛感するところです。
そして……ですね。
第1章完結のこのタイミングで、本作は一旦筆を置かせていただきたいと思います。
次の作品にとりかかりたいと思っているのです。
楽しみに読んでいただいてる方々には、中途半端な終わり方で大変申し訳ありません。
しかしまったくの途中でエタるのではなく、「俺たちの戦いはまだまだ続く」的なエンドですが、一応は書籍一冊の終わりと言えるところまで書きました。
ここまで本作を応援していただいた方々へのお返しは、より面白い次回作品を書いて、楽しんでいただくことだと考えています。
現在次回作の執筆を進めており、一ヶ月以内には公開開始する予定です。
こんなわがままを言って申し訳ありませんが、また次回作以降も応援いただければ大変ありがたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
2021.3.27
波瀾 紡
【第一章完結】アンタがモテだしたのは私のおかげなんだからねっ! ~従姉のお姉さんのレクチャーのおかげでモテ始めたら、なぜかお姉さんの様子がちょっとおかしい~ 波瀾 紡 @Ryu---
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