応援コメント

第20話 大丈夫、愛してる。」への応援コメント

  • ものすごく良い話だった…最後の方は名木橋先生の発する言葉一つ一つに泣きそうになりながら読んでました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
    家族同士って気恥ずかしくてなかなか「愛してる」なんて言わないけど、家族だからこそこの言葉が何よりも大事だし、時にはお互いに伝え合うことが大事だなとすごくすごく思いました。

    荒れていた私ちゃんの心が、三好くんとて出会って、両親と縁のある本を知ってからどんどん変わっていく様子が素晴らしかったです。すごい筆力!
    大嫌いを連呼していた序盤から一転して、大好きで終わるところも震えるほど良かった。この作品、すごく好きです!
    これは他のシリーズも全部読んでみなきゃだね(๑•̀ㅂ•́)و✧また時間を見つけて追いかけます!

    作者からの返信

    この話僕も好きなのよね。ラストシーン思いついた時は結構嬉しかったなぁ。
    乱歩のまなざしと読み比べるとわかるけど、こっちの私ちゃんは名木橋先生の前で発表するシーンが作中で描かれているんだー。乱歩私ちゃんは先生の前での発表は描かれない。そういう反面構造も意識して書きました。

    他にも色々意識したよ感嘆符使わないとかね。
    挑戦した小説だったな。楽しかった。


  • 編集済

    うおおおおおやっっばあああああ😭😭😭
    ちょっめっちゃいい話やん…何度も泣いてしまったわ……
    お父さんーー😭😭ほんと素敵な子供達に恵まれて……色々辛いこともあっただろうけど、こんな子供たちがいてくれたらもう大丈夫そうだね……
    拓也くんも最初は私もこいつやべーーーとか思ってたけど、なんかすごい純粋ぽい気がして私もめちゃ好きになってしまった……あんな男の子ほんとなかなかいないよ…素敵な子を捕まえましたわね……
    名木橋先生のパパ姿が見れて嬉しかったし、ラストはすごくほっとした…
    あの公園にいた黒尽くめのじーちゃんってあの人だよね?だいぶ丸くなってるようで良かった…3女ちゃんもやんちゃさが残る可愛い女の子で、思春期だし、家族のこととか自分のこととか、色々思い悩む女の子がありありと見えて、ぐっときたわ……いいお話でした……

    作者からの返信

    この話泣いてくれる人多い。ラストの「私」ちゃんの言葉がいいみたい。
    名木橋先生の人生を書いたような話だけど、この『彬光の家族』は個人的にも気に入っててさー。だから楽しんでもらえて嬉しい。
    拓也は押しが強すぎるけど好きな人を大事にする奴。いい奴。そんな二人の今後も中編で書いてるからお楽しみに。
    この作中「!」と「?」を使わない縛りやってたから心理面伝わるか心配だった。でも感じいるところがあったみたいでよかった!
    公園のおじいちゃんは、そう、あの人だよ。

  • ごきげんよう、完結、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
    優しく温かい、静かに家族が、主人公の魂が再生されてゆく物語を、本当にありがとうございました。

    主人公ちゃんの胸の中に溜まった毒を吐き出すような叫びが哀しくて、ああ彼女の胸に空いた空白は、家族への引け目ではなく、母を奪ってしまったのかもしれないという贖罪だったのですね。
    そして、それに対するお父様の言葉が、もう全ての答えを表していると思います。
    家族が、家族として在る、それこそに意味があり、それが重要だと。
    お母様が命を懸けて生み落としてくれた主人公ちゃんを、家族が、母が愛して、母を愛した家族が愛さないわけがないのだと。
    哀しい擦れ違いや思い違いはあったかも知れませんが、それは決して遠回りではなかったと思います。
    家族の中でただ一人、お母様との触れ合いが少なかった主人公が、何かわからないけれど私には足りないものがあると迷い焦り悲しみながら、遂にそれを探し当てた、探し当てたそれは、ずっと身近にあって、常に足りないと思っていた愛を注いでいてくれた。
    それに気付けた主人公ちゃんは、きっと。

    本当に優しくて温かく素敵な家族の物語を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
    いつもこちらの懐まで包んでくださるような読み方に、感謝と感激を覚えていました。読んでいただけたことが光栄です。
    何だか作品を通して手紙のやりとりをしたみたいで、書いてよかったな、と思えるひと時でした。この感動は忘れません。
    「家族」がテーマなので、家庭を通じて学んだことを最大限に表現できるように努めました。僕も擦れ違いや思い違いはたくさんしてきましたので、ある意味本作の「私」ちゃんは自分の投影なのかも、と思うこともありました。
    言ってしまうと作品の品位が損なわれるかもしれませんが、最後まで読んでいただいたお礼に、最後の場面で名木橋先生が歌った曲を紹介します。
    DISH//の『猫』という曲です。
    名木橋先生と『乱歩のまなざし』の「私」ちゃんが出会ったのが2019年設定で、『乱歩のまなざし』中で一年が過ぎた設定なので、2020年に流行った曲が名木橋先生と乱歩の「私」ちゃんの思い出の曲なのです。
    もし聴く機会があれば、ぜひ。

    名木橋シリーズの中編はこれで終わりです。長編はないので以降は短編の扱いになるのかな。でもこの『彬光の家族』までで一区切りです。
    繰り返しになりますが、僕の思いや考え方まで包んでくださってありがとうございます。
    本作の「私」ちゃんも、きっとおださんに「大好き」って言ってるかな。