綿津見 依鶴(わだつみ いつる)

「死を恐れろ。自らすら守れぬものが何かを守れると思うな。」


性別 女

種族 人間

職業 防衛軍訓練教官

身長 178cm

趣味 鍛錬

大切なもの 滄劉

好きなもの 刺身、寿司、自然

嫌いなもの 侵略者

イメージCV 柚木涼香


【性格】

 時に冷酷とも言える判断を下せる人間だが、基本的にとても情が深い性質。責任感がある上にかなりの努力家。しかし口数の少なさと表情の変化の乏しさにより、彼女をよく知らない人間には無感情で無気力な人間だと思われている。

 故に誤解されることもしばしば。本人は周りと仲良くなりたいなどと思っているのだが、あまり気軽に話せるような雰囲気でないことも相まって誰かと親しくなれることは滅多にない。


 海の始祖に仕える綿津見家の一員である。だが彼女にとっては信仰よりも滄劉の民の方が大事であり、それ故に防衛軍に所属している。しかし海の始祖に命を救われたことがあり、恩を感じているところはある。時折一般人に扮して物見遊山に興じている海の始祖の護衛を務めていることがある。


 姉妹が何人かおり、姉妹仲は良好である。かつては弟が一人いたようだが……。


【容姿】

 金色の髪に緑色の瞳。常に左目を眼帯で隠している。整った顔立ち、プロポーションの女性。普段は防衛軍の制服に身を包んでおり、持っている私服の殆どはシンプルで男物に近い物である。


【武器、魔法】

 彼女の背程もある刀。常に彼女の傍らにあるそれは、切れ味も衰えず折れることもない辺り、何かしらの魔剣の一種なのだろう。しかし彼女がその由来を語らないため不明である。


 風の魔術による空間走査を行える。これによって一定の範囲をスキャンし周囲の状況を把握することができ、半径100mほどまでは正確に把握できる。曰く片目が見えないというハンデを失くそうと努力した結果の産物らしい。


 奥の手として強力な自己暗示の魔術を持つ。普段脳が無意識にかけているストッパーを外し、自らの身体能力を格段に向上させるものである。また、同時に痛覚の遮断を行うこともできる。但しそれは傷ができても気づくことができないということであり、気づけば致命傷を受けているという可能性もある他、魔術が解けた瞬間身体が動かなくなるなどのデメリットを有する。


【戦闘能力の評価】

 後方で戦略を建て指示を行う指揮官タイプであり、現在は基本的に教官として働いているため機会があっても前線に出ることは少ない。だが現在でも獣人族に負けないほどの膂力と体力を持っており、戦闘面でもその実力は衰えていない。

 痛みには滅法強く、しかし諦めが悪いわけではないためこれ以上の戦闘は無意味、或いは危険だと判断した場合には即座に撤退する選択肢を取れる。


【印象に残っている相手】

・海の始祖

 自らの家が仕えている存在であり、命の恩人でもある。慕ってはいるが、信仰までは行っておらず盲目でもない。味の好みは似ているなと思った。


・姉妹

 可愛い妹たち。親が厳しく育てているため、自分だけでも彼女らの願いを叶えてやりたいと思っている。


・弟

 助けることができなかったことを後悔している。ある魔族に恋をして、結果その魔族に食われた。故に彼女はその魔族を探しており、その魔族と同じ種族である存在には複雑な感情を抱いている。

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