第九章 未来の為にあがく。

前書き

第九章からのスタートの為の紹介と備忘録

※このエピソードは第九章から読み始めたい人と、作者自身の為の備忘録です。

 キャラの名前とか、作者自身も間違えたり忘れたりするから。

 第九章に全ての人が出て来るとは限りません。登場させた人間の備忘録も兼ねてます。

 あと、読むリズムが崩れるので、知ってる人は読み飛ばし推奨。


本編ガン無視のサイドストーリーはこちら。

https://kakuyomu.jp/works/16816700427313563949


【世界観】

 乙女ゲームの世界ですが魔法は存在しません。

 文明設定は実世界で言うところの、19世紀末前後です。前後10~20年ぐらいは範囲に入ってます。厳密ではありません。車もあります。銃もあります。でも、剣も馬もまだ現役です。文明が手作業から機械工業化しはじめた頃、といった感じ。

 貴族も絶対的存在ではなくなり、金持ってる商人の方が実質発言権があったりする。


【第一章~第四章までのあらすじ】

https://kakuyomu.jp/works/16816452218472266922/episodes/16816452220927956450


【第五章のあらすじ】

https://kakuyomu.jp/works/16816452218472266922/episodes/16816452221423296052


【第六章のあらすじ】

https://kakuyomu.jp/works/16816452218472266922/episodes/16816700427368327008


【第七章あらすじ】

https://kakuyomu.jp/works/16816452218472266922/episodes/16816700429552847304


【第八章あらすじ】

 獅子伯のお誘いで、春に咲くという薄紫の花の木の群生を見に来た主人公たち。そこには獅子伯は勿論、アティを始めとした子供たちの他、夫のツァニス、エリックの両親であるアンドレウ公爵夫妻もいた。子供たちと、思う存分キャッキャウフフを堪能する主人公。

 そんな時、主人公はアティとの乗馬で落馬してしまう。危うく、という所でアティを助けたのは、マティルダという女性だった。彼女は獅子伯からの紹介で、カラマンリス侯爵家の厩務員として働く事になっていた。獅子伯とマティルダの仲良さげな空気にモヤモヤする主人公。

 それ以外にも、彼らの周りには不穏な事が起き始めていた。

 暫くして、しゅうとめである大奥様と、アティの実母・アウラの両親であるクネリス子爵夫妻が到着する。敵である伯爵家と戦う為に協力を依頼したのだ。主人公たちがここに来た目的は、敵である伯爵家と戦う為の色々な算段を立てる為だった。

 ある日、釣りをするために湖に行った時、アティをセルギオスと会わせる事に。しかしそこで、敵が仕掛けた罠にひっかかり、主人公とアティは怪我をしてしまう。

 しかも屋敷に戻ると、アティが怪我をした事について、大奥様とクネリス子爵夫妻がここぞとばかりに主人公を責めた。

 その後、アンドレウ公爵夫妻、獅子伯にも責められる主人公と夫。主人公はショックを受けて一人逃げ出してしまう。逃げ出した先で、敵伯爵家が放った間者たちに囲まれてしまった。

 が、間者たちへ一斉射撃。実は逃げ出したのは罠で、潜り込んだ間者を炙り出す為に、アンドレウ公爵夫妻と獅子伯と一緒にうった芝居だった。

 一網打尽にした間者に、『こちらに寝返るか死か』と詰め寄る主人公。今回の真の目的は、敵の間者を奪って自分達の駒する事だった。

 そんな事も知らずに踊らされていた大奥様とクネリス子爵夫妻。ツァニスに暗に『役立たず』の烙印を押された三人はアティに縋るが、アティはキッパリ拒否。

 かくして、邪魔な奴らも掃討し平穏な日々が戻るかと思いきや──

 夫・ツァニスに、セルギオスはお前なのだろうと問われてしまう。

 観念した主人公は、その事を肯定するのだった。



【キャラ情報】

 ※主要人物※


セレーネ

 本名:セレーネ・キリアキ・カラマンリス(旧姓:ベッサリオン)

 主人公。貧乏子沢山のベッサリオン伯爵家長女。バツイチ。瞳の色が紅玉瞳ルビーアイと呼ばれる程、赤みが強い。

 今は結婚して悪役令嬢の継母。馬と温泉と娘(とそれ以外の子供たち)をこよなく愛する。

 昔熊に襲われた為、身体中に傷がある。傷がちょっと増えた事は秘密。

 また「北方の暴れ馬」「カラマンリスのダチュラ」という異名を持ち、再婚前に男装して「セルギオス」という名前で剣術大会荒らしをしてたりする肉体派。

 アティを普通の美少女にするべく奮闘中。

 男装が夫にバレた。


アティ

 本名: アティ・エウラリア・カラマンリス

 乙女ゲームでは悪役令嬢。今はまだただの可愛い幼女で侯爵令嬢。菫色ヴァイオレットの瞳とプラチナブランドの髪。ふわふわ。冬の終わり、春頃に誕生日がある。五歳。

 最近よく喋るようになってきたが、語彙が少ない為、率直でちょっと辛辣になりがち。実は気が強くジビエ料理が好きな肉食系。花や草木も好きだけど、綺麗なナイフとかも好き。最近は猟銃にも興味が。

 母が男装して大立ち回りしている事は知らないが、「セルギオス」という影から自分を守ってくれている人がいる事は知っている。セルギオスに恋していたが、プロポーズして振られ、失恋してしまった。でも、家庭教師サミュエルへの初恋は継続中?


ツァニス侯爵

 本名: ツァニス・テオ・カラマンリス

 侯爵。アティの父で主人公の夫。

 あまり口数は多くなく、不要な事も必要な事も言わないタイプ。黒髪でアティと同じ菫色ヴァイオレットの瞳。

 妻に恋しちゃって、それを面と向かって直接言っちゃう。彼の行動はゼロか百。

 あまり何も言わないのは、口下手というかコミュ下手だという事が若干バレてきた。

 主人公が男装して剣術大会を荒らした時の「セルギオス」の熱烈なファン。

 そしてついに、そのセルギオスが実は妻である事を知った。


サミュエル

 カラマンリス侯爵家元執事で、現アティの家庭教師。今は執事代行も行っている。男性。片眼鏡モノクルをつけて頭脳派にみせかけてるけど、そうでもない。乙女ゲームではアティを傀儡にして権力把握を企む悪役だった。

 色々あって、ちょっと女性不信気味だけど、何やら新しい目標を見つけたっぽい。

 主人公の男装も知っており、色々協力してくれるようになった。


マギー

 アティの子守の一人。子守頭の女性。

 元、いいとこのお嬢様で子供が産めない事で離婚歴あり。我慢強くちょっと辛辣しんらつ。アティが何より大切だったが故、乙女ゲームではアティを共依存に陥らせた悪役だった。

 主人公の男装を知ってる。

 親しくなると毒舌が輝くタイプだが、デレは殆どない。実はワイン好き。水みたいに飲む酒豪。将棋も得意。頭も良く、エリックの母と文通友達。

 アティの事以外、マジで本気でどうでもいいと思っているフシあり。


エリック

 本名: エリック・スタティス・アンドレウ

 乙女ゲームの攻略対象。公爵嫡男。五歳。

 乙女ゲームでは正義感が強く短絡的な金髪碧眼の典型的王子キャラ。

 主人公が咄嗟についた『アティを守るドラゴン騎士団』という嘘を信じて、日々修行に邁進中。主人公の事を、魔法の力で女性の身体になっている男性だと思っていて『だんちょう』と呼ぶ。

 まだ純粋無垢で、良くも悪くも如何いかにも『男子』。

 最近『強さとは』『貴族とは』と考えているっぽい。知恵熱出すなよ。

 色々黒歴史となるような中二病的アレコレを蓄積していっている。


イリアス

 本名: イリアス・ライサンダー・テオドラキス

 乙女ゲームの攻略対象。宰相をしている侯爵家嫡男。十二歳。

 乙女ゲームでは虚弱なヤンデレ。主人公の男装を知っている。

 恐ろしく頭が良く、平気で嘘もつける演技派。将棋が好き。でも実は手先はさほど器用じゃない。

 現在、エリックの世話係。健康な弟が親に溺愛されている為、廃嫡寸前。

 将来の夢は、十八歳になったその日に主人公と結婚する事。その為の奸計かんけいに余念がない。


ゼノ

 本名:ゼノ・スピロス・メルクーリ

 乙女ゲームの攻略対象。主人公の元夫の息子で辺境伯の養子になった。九歳。弟がいる。褐色の髪に翡翠色の瞳。

 乙女ゲームではおおらか系騎士。現在はまだ、年齢の割に小柄でひ弱な少年。

 カラマンリス邸に下宿して、主人公から剣技を教わりつつ修行中。

 不器用で何をするのも人から遅れるタイプだが、その代わりに努力の天才。

 実は手先が器用でカービングや彫り物が趣味。少しずつ自分が出せるようになってきてる。

 主人公が男装している事は知らないが、「セルギオス」という主人公の兄がいる事と、セルギオスが色々影から助けてくれている事は知ってる。(本当のセルギオスが死んでる事は知らない)


ニコラ

 本名:ニコラオス・パパス

 乙女ゲームの中では女の子のサポートキャラと見せかけた、隠れ攻略対象で男の娘。十一歳。

 実は解離性同一障害(多重人格)で、ガラの悪いテセウスという人格と、女の子としてのニコラという人格がいる。(※ニコラオスとニコラの人格の境界はまだ曖昧)

 父親から身体的虐待、母親から精神的虐待を受けていたため、精神が不安定。

 でもファッションセンス抜群で、アンドレウ夫人のお気に入り。

 今はカラマンリス邸に引き取られ、使用人教育を受けている。

 ニコラはテセウスである時の記憶はないが、テセウスの人格の事は知っている。でも、主人公の男装の事は知らない。テセウスはニコラの時の記憶もあり、主人公の男装の事を知ってる。


ベネディクト

 本名: ベネディクト・タナシス・カザウェテス

 乙女ゲームでは、カラマンリス侯爵家の養子で悪役令嬢アティの義兄で攻略対象。十四歳。茶色と黒が良い具合に混ざったウェービーな髪と、アイスブルーの瞳。

 カラマンリス領・ラエルティオス伯爵家の元次男。カラマンリス領・カザウェテス子爵の養子であり、侯爵家乗っ取りの為に養子として入れられる予定だった。

 考えないよう教育されてきた為、無気力で自分から行動する事はほぼない。

 本当は義理の妹であるベルナを大切にしている。


ベルナ

 ベネディクトの義理の妹でカザウェテス子爵の実の娘。五歳。

 乙女ゲームではライバルから友人となるキャラ。

 猫系の顔のツンデレ系少女。ベネディクトが養子である事は知ってるが、感覚的には本当の兄と感じ慕っている。快活で気が強いが、色々察する事もできる実は気遣いさん。

 多分結構なブラコン。ちょっとゼノの事が気になり始めた。


レアンドロス伯爵

 本名:レアンドロス・キュロス・メルクーリ

 別名、獅子伯。愛称はレオ。主人公の元夫の兄で北西辺境伯。鬼強。普段は国境付近に駐在中。

 主人公の男装を見破った人。ゼノの養父。褐色の髪に翡翠色の瞳。

 女性を軍に登用しようとしたりするぐらい、意外と進歩的な考え方をする。

 子供好きだが、妻を出産で子供諸共失っている為、結婚する意志がない──と、思われていたが……とうとう行動に出しちゃった。


アレクシス

 主人公の元婚約者。ベッサリオン領の子爵の元嫡男。廃嫡済み。

 メルクーリ北西辺境部隊・森林専門部隊の元軍人で、左足の膝から下が義足。怪我をした事により除隊され、現在はリゾート地で狩猟部管理人の一人として生活してる。狙撃の腕はピカイチ。

 主人公と幼馴染である為、主人公が昔やらかしたアレコレを知ってる。


アンドレウ夫人

 ファーストネームはコンスタンティナ。主人公に『ティナ』と呼ばれたくて仕方がない。

 エリックの母で公爵夫人。ファッションや絵画に目がなく、パトロネスとして色々なところの促進活動に躍起。実は政治的駆け引きも上手。

 都会っ子で田舎は苦手。最初、田舎クサイ主人公を微妙な目で見ていたけど、主人公の気質を気に入り色々協力してくれるようになる。主人公の男装も知ってる。

 ニコラをそのうちスタイリストやファッションデザイナーにしたいと目論んでる。


セルギオス

 本名:セルギオス・キリル・ベッサリオン

 主人公の亡くなった双子の兄。虚弱の為病死。

 今は主人公が男装している時に使う偽名。

 主人公はこの名前で剣術大会荒らしを行っていた為、とある界隈では『突然消えた凄腕剣術士』として有名。



※ザ・脇役※


ルーカス

 アティの護衛。馬と剣の能力を買われて大抜擢された、年若い、カラマンリス領にある男爵家三男。

 脅迫され裏切ろうとしたけれど、結局裏切れず。今は心を入れ替え尽くし中。

 アティに「つぎはくまのえさだ」と励まされ、ちょっと新しい世界に開眼したとかしないとか。


クロエ

 主人公の侍女。主人公の男装を知ってる。明示されてないが、主人公やマギーたちより少ーし年上。

 丁寧な口調と柔和な物腰で笑顔を絶やさないが、ドSくさい。主人公の男装用の服を防護用に改造したり、防刃コルセット作ったり、そういうのが好きらしい。秘書として最高だけれど、おそらく制御は難しい、というか、多分誰にも出来ない。


ヴラド

 ゼノの護衛で壮年の男性。怪我をして現役引退した元軍人。主人公の男装を知ってる。

 貴族ではないが獅子伯の腹心だったので、獅子伯とは結構ツーカー。実はこっそり獅子伯と連絡も取りあってる。


マティルダ

 獅子伯の腹違いの妹。赤に見えるほどの色の髪の女性。獅子伯の父に認知はされていない為、書類上は妹ではなくただの使用人。カラマンリス邸の厩務員として働く事になった。

 人とのコミュニケーションが苦手で普段はたどたどしく喋るが、馬の事となると饒舌になりかつ一方的に喋る。いわゆるオタクの早口。投げ技や締め技などの体術が凄い。


大奥様

 夫・ツァニスの母。主人公の天敵だったが、アティに捻り潰された。

 カラマンリス領の僻地にある保養所に突っ込まれ、おそらく監視付きで軟禁される。もう一生出てくんな。


クネリス子爵夫妻

 アティの実母・アウラの両親。アティの事は本当に可愛がっている。(やり方はアレだけど

 本編ではあまり出なかったが、間者たちに『継母に虐められている』と吹き込まれたりしていたので、可哀そうに思って引き取るつもりだった。大奥様よりはマシであるため、たぶんそのうち関係改善するだろう。たぶん。


ラエルティオス伯爵

 カラマンリス侯爵家の乗っ取り計画を企んでる伯爵。


カザウェテス子爵

 ベネディクトとベルナの父。カラマンリス領の貴族で、幼少期から洗脳され、ラエルティオス伯爵が侯爵家を乗っ取る計画に加担していた。

 『ロリコン子爵』と読者さんがたに呼ばれている。


厩務員さん

 カラマンリス邸の厩務員の老人。主人公の男装を知ってる。

 文字の読み書き計算ができないが、仕事の為に自力で工夫して色々やっていた超努力の人。実は結構頭がイイ。ニコラ・テセウスを孫のように可愛がっており、彼らから少しずつ文字を習い始めたところ。

 ニコラ・テセウスが養子に来てくれると嬉しいなぁと思ってる。


料理長さん

 カラマンリス邸の料理長。良い人。今は里帰り中。


メイドたち

 年齢や出身が様々なカラマンリス邸のメイドたち。カッコイイ奥様のファン多数。

 侯爵家のメイドである為か、基本、仕事ができるタイプが多い。が、まぁ一枚岩ではないので、色んな子がいる。


ダニエラ

 本名:ダニエラ・サマセット

 ツァニス家庭教師サミュエルの幼馴染。大店おおだなの娘。男を利用して上に登ろうとした野心家。乙女ゲームの主人公の母親。

 今は大店おおだなに戻り、店でその手腕をいかんなく発揮している。


乙女ゲームの主人公

 ダニエラの娘。四歳。子爵の隠し子ではあるが、父親が誰なのかは実はハッキリしてない。母が町に戻ったので普通の女の子として今は生活している。


レヴァン

 本名:レヴァン・ソフォクリス・メルクーリ

 主人公の元夫で獅子伯の弟、ゼノの実父。超絶ダメ男。


カラマンリス邸の執事たち

 総入れ替え中。


ドリス

 元洗濯婦の男爵令嬢。ちょっと頭アレな子。今はいずこに。


※主人公の妹たち&弟※

デルフィナ

 四番目の妹。裸馬に乗れる程乗馬が上手く、体術が凄い。結構Sくさい。


バジリア

 五番目の妹。ボクっ娘。ナイフの達人でちょっと中二病的。主人公と瓜二つ。


キリシア

 六番目の妹。ノンビリした口調だが頭が良く数字に強い。本編には出なかったけれど狙撃が上手い。


カーラ

 七番目の末妹。目が大きく可愛らしいが性格は主人公にクリソツ。犬使い。


ヴァシリオス

 末弟。愛称はヴァシィ。姉に振り回されつつ愛されて育つ。狙撃は苦手。


他の妹たち

 妹①・オフェリア、妹②・メリッサ、妹③・シンシア。

 妹①・オフェリアはアレクシスの弟と結婚している。みんなそれぞれ既婚で子持ち。今は婚家で生活している。


※主人公の他の家族※

祖父・ヨルギオス

 頑固で意固地、男尊女卑の思想が強く、女性は淑やかでおとなしく従順でいて欲しいタイプ。爵位を息子に譲っても、実質実権を持ったままだったが、隠居生活に追いやられる。さて、大人しくしていられるのか。


 ベッサリオン伯爵。現当主。幼少期より両親(主人公の祖父母)に頭ごなしの教育を施され、心が弱く存在感が空気。

 しかし、実は昔妻に一目惚れし、ガンガン押して恋愛結婚してる。


 国の東のはずれにある伯爵家出身。言葉が強い苛烈な性格。それは貴族子女としての矜持の裏返しで、実は子供たちのことは大切に思っている。


ベッサリオン領

 伯爵家を領主とした地。古くて由緒正しいが何せ貧乏。

 貧乏な理由は、領地が北方で狭く険しい山岳森林地帯であり、平地が少なく農作物があまり育たない為。メルクーリ領(国境と接している領地)の隣。

 随分昔に権力争いからはじき出された為、政治に巻き込まれる事が殆どなく、慎ましく平和に暮らしている。(っていうか、領民食わしていくだけで精一杯)

 ベッサリオン領はあまり外部との接点がない為か、独自の文化を残している。

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