作者様とカラスの掛け合いが面白いです。とても観察眼が鋭く、普通の人なら見逃してしまいそうなエピソードを楽しく語ってくれます。
六十を越えて宗教にはまり、現在サンスクリットを勉強中。目標は作家になることですが、さすがに厳しいことは自覚し始めてきました。今は一人でも多くの人に読んで頂けた…
ゴミを漁ったり、鳴き声がうるさいと言われたり、不吉の象徴とされたり、何かと嫌われがちなカラスですが、本作はそんなカラスの可愛らしい一面が詰まった観察記。童謡のような柔らかくテンポの良い文章が読んで…続きを読む
本作は、私たちに身近な存在である、カラスの観察記録であると同時に軽妙な筆致のエッセーでもある。野生動物として適切な距離感を保ちつつ、時にはカラスと「カー」「カー」と、会話までできてしまうのは、作者…続きを読む
読む音楽。 ステップを踏むような文章は、読むうちに脳内に流れ楽しげなメロディーを奏で出す。 「文章を読むこと自体」が一つの快楽たりえると思い出させてくれる作品。
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