誰もが一つ二つはある学生時代の想い出。いま学生の人、かつて学生だった人。そのどちらにも通じる青春の活写。口に広がるチョコレートは甘いが、胸に込み上げる想いはほろ苦いーーけれど。読み終えて、甘いか苦いかは読み手次第です。