第6話 勝つのはどっち!?
それから
『おれはそんなズルはしねえ。正々堂々と勝負をしたいんだ』
だって、
ぼくは
「
どんどん
しかし、
「悪いけど、ぼくはどっちが先にゴールするかを
「でも! ズルでしょう? 見てよ。
ぼくは
「ちょ、——やめてよ。そんなことされても
——ゴールした方が勝ち?
ぼくは、はったとした。
——そうか。どんな形であれ、ゴールすればいいんだ。
「ねえみんな! 聞いて! 作戦を変える——」
***
何度も転んで
ぼくの作戦に、みんなは「え~」とか、「いいの?」とか言った。
「
ぼくの提案に
「いいと思うわ。わたしたちらしいじゃない?」
すると、
「
「よし、やろう!」
ぼくの作戦通り、
走ってきた
「おい、これはどういう——」
「
——だって、キミはぼくに『ダイジョウブ』って言ってくれたよね!
「よろしく!」
ブウウ~~!!
校庭いっぱいにおならみたいに
カラダノ
「はい
ぼくたちのブランコ
***
キーンコーンカーンコーン……——。
「間に合った?」
目の前にいる右第十二
「ぼくの前、いいよ」
「ありがとう」
あれから、ブランコに乗るのは、
そのおかげで、なんとかブランコに乗れる日が
「この前はありがとう。
彼は言った。
「ブランコなんて子どもが乗る遊具じゃん。ぼくは興味がないね」
——
そんな
「
ぼくは心からそう思った。今回、すごくがんばってくれたのは
「別に——。あんなやつらに負けたくなかっただけだ。お前たちのためにがんばったわけじゃねえよ」
——素直じゃないんだから……。
「
「けっ。べつにいいけどよ」
ブランコのところで
ちょっと苦手だった
——ああ、きっと今日は、給食が美味しいに
人体学校 一年一組 雪うさこ @yuki_usako
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★78 エッセイ・ノンフィクション 連載中 169話
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