愚者一得

棗颯介

愚者一得

「不老不死の伝説が残る村があるんだけど一緒に行ってみない?」


 同じ高校のオカルト研究部に所属していた青柳茉子あおやぎまこからそんな誘いを受けたのは五日ほど前のことだ。

 今年で二十二歳になる俺だが、成人になってもなお、子供の頃に抱いていた魑魅魍魎や摩訶不思議への探求心は尽きることを知らない。大学生活も四年目を迎え、就職活動のために足繁く面接に通い、就職アドバイザーの指示に従って何枚も履歴書を書き直す日々の中であっても、暇さえあれば俺はオカルト雑誌を買い漁り、世界各国の怪奇現象や未確認生物、地方に伝わる神秘的な伝説について知見を深めていた。

 そんな折、高校卒業以来一度も会っていなかった青柳茉子から突然連絡が来た。

 青柳とは高校時代同じオカ研に所属していて仲は良かったし、俺自身数少ない気軽に話せる異性として、高校卒業後もずっと彼女のことを覚えている程度には友達だと思っていた。

 そんな彼女から突然聞かされた不老不死の伝説が残る村は、オカルト好きな俺も聞いたことのない話だった。彼女に聞くところによれば、とある地方の山奥に人目を忍ぶように人々が生活している村があり、そこに住む村人たちは不老不死の儀式によって数百年以上の時を村で過ごし続けているという。


「その村の名前は?」

神代村かみしろむらっていうの」


 その神代村についてインターネットで調べてみたが、それらしい情報はヒットしなかった。大学で所属しているオカルト好きが集まったサークルの友人たちに聞いてみても、知っている奴は一人もいなかった。

 誰も知らない不老不死の伝説が残る村。

 

「興味……あるね」


 そんな心躍る話を聞かされて行かない理由がなかった。


「久しぶりだね、田島たじま君」

「よう、そっちも元気そうだな」


 青柳から指定された待ち合わせ場所の電車駅に行くと、彼女は既に俺のことを待ってくれていた。高校卒業以来会っていなかったが、少し顔の化粧や佇まいが大人びた以外はあの頃と変わっていない。というより、控えめに言って美人といえるだろう。右目の下にある泣きぼくろもどこか色気を感じさせる。高校時代もそれなりに綺麗でクラスメイトから告白されたことがある程度には男子にも人気があるということはなんとなく知っていたが、あの頃の俺はオカルトに夢中で彼女の魅力にまるで気付いていなかったのかもしれない。


「で、これからどうするんだ?」

「久しぶりの再会なのに積もる話の一つや二つもないの田島君は?思ってた通り、あの頃と変わらないね」

「お察しの通りあの頃と変わらずオカルト馬鹿なもんでね。就職先はオカルト雑誌の出版社を志望する程度には熱は冷めてないよ」

「そ。でもなんだか安心した。じゃあそんなせっかちな田島君のために、さっそく話していた村に向かうとしようか」


 青柳によると、ここから神代村まではタクシーやバスを乗り継いでとある山の麓まで行き、そこからさらに二時間ほど徒歩で山道を歩いた先にひっそりと存在しているという。

 

「トレッキングシューズでも履いてくればよかった……」

「もう、山の中にある村だって言ってたのに。お洒落な革靴履いてくるなんて、地元を出て都会かぶれになっちゃったの田島君?」

「ほっとけ」


 汗まみれになりながら山道を歩き、登り、下り続けてどれくらいの時間が経ったのだろう。そろそろ足がへし折れそうだと弱音を吐きそうになった頃に、青柳が告げた。


「見えてきたよ。あれが神代村」

「やっとか……」


 彼女が指す先には、確かに田んぼや畑に囲まれたいくつかの家屋らしき建物が見て取れた。人気はないうえ、とてもではないがインフラが整っているようにも見えない。今歩いている山道から続く村の中の道はコンクリートで舗装されてもいないし、電柱らしきものも確認できない。念のためポケットの携帯を見てみたが当然のように圏外だ。ここまで秘境感が漂うといよいよ不老不死の伝説も信憑性が高まってくるように思える。

 おそらく村の敷地内と思われる程度の距離まで近づいたが、近くから見ても遠くから見ても人気がなく生活感もない、どこか不気味な村だった。


「標識とか村の看板みたいな気の利いたものはないんだなやっぱ」

「まぁ、見た感じ小さな山村だし、そんなもの必要ないんだろうね。外部から誰かが来ることも少ないだろうし」

「おや、こんなところに客とは珍しい」

「うおっ!?」


 突然背中からかけられた声に思わず飛び上がり、声の主に振り返る。

 そこには、線の細い、眉目秀麗を絵に描いたような一人の少年が立っていた。


「すみません、驚かせてしまいましたか」

「あぁ、いえ、こちらこそごめんなさいです。大声あげたりして」

「いえいえ、こんな人気の少ない山の中だと怖がってしまうのも無理はありませんよ。私はこの村の村長なんですが、こんなところでどうされたんですか?」

「村長!?」


 目の前にいる少年は、どう見ても自分より年下にしか見えない。せいぜい十五歳程度だろう。なのに村長?


「えぇ、この村、若い人が極端に少ないもので。村長を務められるような者が私くらいしかいないんですよ」

「そ、そうなんですね」


 こういう田舎の村事情には疎いが、そういうものなのだろうか。


「私達、この神代村に不老不死の伝説があるって聞いてやってきたんです」


 それまで口を閉じていた隣の青柳が少年にそう告げた。

 少年は一瞬目を見開いて驚く素振りを見せたが、直後に声をあげて笑う。


「あぁ、やっぱりそうなんですね。村に来られる他所の人は大体同じ理由なので多分そうじゃないかと思ってましたよ」

「じゃあ、やっぱりこの村には……?」

「えぇ、不老不死の伝説は古くから言い伝えられています。ですがずっと昔の伝説ですし、今この村にいるのは不老不死とは無縁のお年寄りの方ばかりですから、お二人が期待されているようなものは何もないと思いますよ」

「それでも構いません、不老不死の伝説について、具体的に教えていただけませんか?」


 青柳がまるで懇願するかのように少年に頭を下げる。

 少年はやや困ったような表情を見せたが、青柳に頭を上げるようにと告げてから話してくれた。


「分かりました。では、不老不死の伝説の舞台となった場所までご案内しましょう」


 ついてきてくださいという少年に続いて、俺と青柳も後を追った。

 村の道を歩く中、俺は青柳に小声で尋ねた。


「青柳、お前何かあったのか?」

「え、何が?」

「いや、なんだかさっきすごく必死にあの子に頭下げてたから」

「そりゃ、ここまで来て手ぶらで帰るのも嫌でしょ?」

「まぁそうだけどさ」

「あ、見て田島君。あそこで村の人が畑仕事してるよ」


 青柳が指さす方を見ると、そこには確かに村人と思われる老人が鍬を振り上げて畑仕事に勤しんでいた。


「ん……?」


 ふと、その老人のある部分が目に留まる。


「どうしたの?」

「いや、あの人、目でも悪いのかな。ほら、左目を布で隠してる」


 畑仕事をしている老人は頭にタオルのようなものを斜めに縛り付け、不自然に片目を布で隠していた。


「まぁ、こんな辺鄙な村じゃお医者さんも満足に呼べないだろうしね。怪我とか病気で不便にしてる人もいるんじゃない?」

「そんなもんかねー」


 そんなことを青柳と話しているうちに、先導していた少年が立ち止まった。


「こちらです」

「これは……洞窟?それとも祠、ですか?」


 少年が指す先に、山の岩肌にぽっかりと口を開く黒い闇が見えた。


「何百年も昔の話ですが、昔この洞窟は人々の祭事に利用されていたそうです」

「祭事?」

「お二人も聞いたことがあるかと思いますが、大昔の人々は天災や疫病、飢饉といった出来事を神の怒りによるものだと考えていたんです。その神の怒りを鎮めるために、村や集落に住む者たちから“生贄”となる者を選び、神への供物として捧げていた」

「その生贄にされた人が、この洞窟に入れられたと?」

「そういうことです。今は使われていませんが、この洞窟の奥には当時の人々が造った檻があり、生贄に選ばれた人は食料も水も与えられないままその中に閉じ込められていたんだそうです」

「それと不老不死がどういう?」


 ここまで聞いた話と不老不死がどうにも結びつかない。


「えぇ、奇妙な話なんですが、当時この洞窟の檻に閉じ込められた人間達は、次の生贄となる人を連行する頃には影も形もなく消えていたんだそうです」

「消えていた?」

「そう、あくまで伝説の中のお話ですが。遺体はおろか髪の毛一本すら残さず消えた生贄たちを見て、当時の人々はこう考えた。『生贄になった者たちは、神の元に迎え入れられ永遠の命を与えられた』と。以来、一部の信仰深い人々は、自らも神の生贄となって永遠の命を与えてもらおうとこの洞窟付近に新たに村を作ったんです。それが今の神代村の始まりと言われています」

「なるほど」


 確かに、古い時代によくありそうな伝説だ。まぁオカルト話にはこの手のオチがあるのはしょっちゅうだし大して気落ちはしていない。


「まぁ、不老不死なんて現実にあるはずがないんですし、そんなものですよ」


 村長を名乗る少年はこちらを振り向いてニッコリと笑う。


「まぁ、そんなものですよね。ちなみに、この洞窟の奥まで進んで話にあった檻を見せていただいてもいいですか?」

「それはやめた方がいいです。洞窟の中は地面に亀裂が入っていたりしますし明かりもないので危ないですから」

「そうですか。まぁ仕方ないか。じゃあ青柳、俺達もそろそろ———」


 そろそろお暇しよう。傍にいた青柳にそう告げようと振り返った時、唐突に俺の世界は暗転した。

 意識が薄れゆく中、最後に俺の視界に映ったのは鉄パイプのようなものを手に持ちこちらを見下ろす青柳の姿だった。


***


「約束は守ったわ。不老不死の秘密を教えて」


 同郷の友人だった田島すすむを背後から昏倒させた私は、村長の少年に詰め寄る。

 少年は、ハァと大きな溜息をついた。


「本当に、もう一人連れてくるとは思っていませんでしたよ」

「貴方が言ったんでしょう。不老不死の秘密を教えてほしければ他にもう一人連れて来いって」


 私がこの神代村に来るのは今回が初めてではない。一ヵ月ほど前にも私は一人でここを訪れていた。不老不死の秘密を知るために。


「そこまでしてどうして不老不死を望むんですか?」

「不治の病を宣告されたから。前にもそう言ったでしょ?」


 余命を宣告されたのは半年前のことだった。今の医学では手の打ちようがない。多少延命することはできるかもしれないがもってあと一年程度が限度だと。

 医者にそう言われたとき、私はかつてないほど絶望した。死ぬことが怖かった。私の人生が、家族が、友達が、急に遠くに行ってしまったように思えた。

 死にたくない。

 その思いが、治療法を求めていた私を徐々にオカルトの道へと誘いこんだ。やがて私はこの村の伝説にたどり着いた。常識的に考えればそんな伝説に頼るなんてどうしようもなく滑稽だと思われるだろうが、もう私には時間も手段を選ぶ余裕も残されてはいなかった。

 この村で出会った村長を名乗る少年に、私は何度も何度も頭を下げた。


 ———お願いします、お願いします!どうか私を助けてください!!

 ———悪いことは言いませんからお引き取りください。不老不死なんてただの伝説ですよ。

 ———不老不死のためなら何でもしますから!

 

 何でもする。そう訴えた私にとうとう根負けした村長は条件を出した。

 私以外に誰かもう一人を連れてこの村に来ること。

 どうしてかと聞いても答えてくれなかったが、それで本当に不老不死の秘密が分かるなら、私の人生が助かるならなりふり構っている余裕はなかった。私は高校時代、オカ研で一緒だった田島という同級生に目を付けた。高校卒業以来会っていなかったが、私以上のオカルト好きだったはずだ。もし今もそうなのだとしたら、必ず食いついてくる。そう確信して彼を誘った。


「分かりました。そこまで望むなら、不老不死の秘密を教えてあげましょう」


 少年はそう言うと、それまで身に纏っていた柔和な雰囲気を瞬く間に豹変させた。怖くなったとかそういう話ではない。そう、超然とした、神秘的なものにだ。

 少年が私の背後に目配せすると、そこには先程畑仕事をしていた片目の老人が立っていた。村人は私の足元で横になっている田島奨を見て少年に確認する。


「それが、新しい依り代か」

「えぇ、いつもの場所に運んでください」


 村人の老人は無言で頷くと、田島奨を背中に担いでどこかへ歩いていく。老人とは思えないほど力強い動きだった。


「私達も行きましょうか」


 少年に連れられるように私は後を追う。村人がとある家屋に入ると、そこには他にも数名の村人たちが集まっていた。奇妙なことに皆一様に身体のどこかを布や服で不自然に隠している。


「皆、新しい依り代が届いたぞ」


 おぉ、とざわめき立つ村人たちは、床に下ろされた田島奨に集るように集まってくる。

 そして。


「———ッ、ぎゃあぁぁぁあああぁぁぁぁぁあぁぁあああぁぁ!!!!!?????」

「なっ!?うっ、うぅぅ………」


 それは、目を覆いたくなるような光景だった。田島奨の身体が、村人たちの手によって生きたまま喰われていく。首も手足も見境なく。

 片目を隠していた例の老人は、田島奨の左目に指を突っ込み、それを強引にくり抜いた。くり抜かれた眼球がそのまま老人の口へと運ばれ、あっという間に飲み込まれる。

 目を覆いたくなる光景だった。吐き気に襲われ思わず口を手で塞いだが、手で塞いでも吐瀉物の供給が止まらない。手の隙間から胃液や摂取したものが床に滴り落ちる。そして口元を塞いでしまえば生きたまま喰われる田島奨の悲痛な叫びに耳を塞ぐことができない。たまらず私は家屋を抜け、一目散に走っていった。


「はぁ……はぁ………」


 気付くと私は先程までいた洞窟の傍まで戻ってきていた。

 まだ吐き気が止まらない。田島奨の叫び声が今も耳に残る。なんだあれは。


「なん……なの、あれ………」

「この村に住む者たちは、そのすべてが人の姿を借りた神だ」


 背後からかけられた声に思わず振り向くと、そこには村長の少年が立っていた。その声には先刻までの柔和な空気は一切感じ取れない。どこまでも冷たく、高圧的で、畏怖すら覚えるものだった。


「かみ……?」

「神が人の肉体を借りて束の間の休息を愉しむ場所。それがこの神代村。過去の人間達が供物として捧げた生贄たちを有効に活用するため造られた。今の人間達の事例に例えるなら、避暑地か別荘とでも呼べばいいか」


 少年がゆっくりとこちらに近づいてくる。


「だが、生贄の身体を借りているのはこの村にいる僅かな間だけ。それ以外の時はあれらの肉体はただの朽ちた遺体と変わらない。だから、定期的に朽ちた肉体を更新する必要がある」

「こう、しん……?あれが?」

「そう。新たな生贄を摂取することで永遠の命を獲得している。それがお前の求めていたこの村の不老不死の真実だ。だが我々にも慈悲はある。どうしても必要な時を除いて、徒に人間達を喰らったりはしていないが」


 神が人の肉体に乗り移っている?人を喰うことで永遠の命を得る?

 なに、それ。


「じゃ、じゃあ、私はどうなるのよ!?私が助かるためにはどうしたらいいの!!」


 私にも、あいつらと同じように人間を喰えというのか。

 そんなことをしてまで私は———。

 少年は無表情のまま私に告げた。


「幸運なことに、ちょうど新規にこの村に腰を落ち着けたいという神がいる。だから、の身体を確保したいと思っていたところだった」


 新しく一人分。

 それはつまり———。


「い、嫌!嫌ぁ!!」


 私は地面に尻餅をつき、足をばたつかせる様に後ずさる。


「何度も忠告したはずだ。不老不死など求めるべきではないと」

「お、お願いします!!何でもしますから許して!!!」

「何を言う。最初にお前が言ったのだろう。“不老不死のためなら何でもする”と」

「そ、それは」

「そもそもなぜ不老不死を求めた?たかが人の身でありながら永遠の命を求めるなど傲慢だとは思わなかったのか?お前たち人間は自分こそがこの世界の支配者でありこの世に生き残る権利があると思っているようだが、私達から見ればお前たち人間も山に住む動物や昆虫や草花となんら変わらない。すべて等しくただの命だ。与えられた天命を受け入れていればよかったものを」


 少年の姿を借りた“神”が、私に手を伸ばす。


「自らの愚かさを悔いるといい」


 その手が私の額に触れた時、私の意識はこの世から消えた。


***


 登山をしていた僕が道に迷ってからどれくらい経っただろう。すっかり夜も更けてしまったが、この村を見つけることができたのはラッキーだった。

 しかし、家屋に明かりこそついているが人気の少ない村だ。電柱もないし道も舗装されていない。これは電話を貸してもらえるかどうかも怪しいな。


「おや、こんなところでどうされましたか?」

「うわっ!?」


 背後からかけられた声に思わず振り向くと、そこには一人の女性が立っていた。歳は二十代くらいだろうか。がどこか大人っぽさを感じさせる綺麗な人だった。


「すみません、登山をしていたら道に迷ってしまって。今夜この村に泊まれる場所はないでしょうか?」

「そうでしたか。もちろん構いませんよ。なにぶん小さな村ですから宿屋はないですが、空いている家ならいくつかありますから」


 女性はニッコリ笑うとついてきてくださいと言って僕の前を歩いていく。

 その道すがら、僕はこの村のことを女性に聞いてみた。


「そういえばここ、なんていう村なんですか?」

「神代村といいます。見ての通り人里離れた土地でひっそりと暮らしていますから、聞いたことがないかもしれませんね」

「はい、初めて聞きました。ひっそりと存在する村ってなんだか神秘的な響きですね。何か、古い言い伝えとかもあったりするんですか?」

「いえいえ、そんな他所の方にお話しできるような言い伝えはないですよ」

「そうなんですか、ちょっと残念ですけど良かったです。おっかない祟りの伝説とかあったら怖いですし」

「あはは、そうでしょう。まぁ触らぬ神に祟りなしといいますし、そういうものには関わらないようにするのが一番ですよ」

「そうですね」


 その夜村人たちにささやかなもてなしを受けた僕は、翌朝村人たちに見送られてようやく下山することができた。きっともう、あの村に行くこともないだろう。

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愚者一得 棗颯介 @rainaon

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