鏡がなければ見えないもの

嫉妬というものはいったいどのようなメカニズムから生まれるものなのでしょう。
世の中には成功者が居れば、特にこれといって何かを成し遂げたわけではない者もいます。でもだからといって後者は普段から劣等感にまみれ卑屈に生きているわけではありません。

人類はみな生まれながらにして平等である。
そんな神話を学校で習い、その裏側で安穏と暮らしているからです。
でも時に、自分を守ってくれた盾が幻想に過ぎず、何か勘違いをしていたのではないかと思い知らされる瞬間がやってきます。
そう、誰かと自分を比較してしまった時です。

悔しさと挫折感は必ずしもみじめなものとは限りません。
時に人を成長させるバネとなることも……。
嫉妬の正体を知り、それを受け入れることで我々は成長できるのかもしれません。

口に苦い良薬を受け入れる覚悟のある方は、是非!