『手のひらを太陽に』の歌が、ものすごく胸に沁みました。赤いタオルのエピソードも……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
この歌の作詞、やなせたかしさんなんですよね。『アンパンマン』は、困っている人に手を差し伸べるヒーローですね。
ちょっとした親切が誰かの人生の向きを変えるかもしれない。
そうして紡がれる絆は、その人が生きるための礎になるかもしれない。
きっと、体の中の血潮みたいに流れていると思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます! そうです、作詞はやなせたかしさんです。素敵な歌詞だなあと常々思っていたので僭越ながら使わせていただきました。
血潮、……確かにそうですよね。こうして生きている自分にも誰かの親切があって、家族や他人の別は関係ないのだなと思います。誰かに親切をしてあげる人間でありたいです。
森さんが『手のひらを太陽に』歌うシーンでは不覚にも泣きそうになりましたし、島崎さんが心揺れつつも思考巡らすところでは私も考えこんでしまいました。
今回に限らず、毎回読み終わったあと、いろんな感情がじわーっと広がります。「面白かった、はい終わり」という感じではなく、余韻があると言いますか……。もう本当に素敵です!
作者からの返信
コメントありがとうございます!! 何かの機会で行旅死亡人について取扱った番組を見てから「縁とは」を考え、今回こうして作品に組み込んでみました。血は水よりも濃いと言うけれど、他人だから家族に劣るわけでもないし、縁とはなんぞや、とぐるぐる考えた結果のお話です。
読んでくださった方が少しでも何か感じてくれたら嬉しいなあと思って書いているので、「いろんな感情がじわーっと広がる」と言っていただけてとっても嬉しいです……!これからも余韻を残せるお話をお届けできるよう頑張ります!
自分の伯父も孤独死だったので、他人事ではないよなぁって思って、胸を打ちました。受取人の無垢な姿が目に浮かんで、救われる思いもしました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。何かと「かわいそうなもの」ととらえられがちな孤独死について、一人で死ぬということはどうして可哀想だと思われるのかについて考えることがあって盛り込みました。救われるとおっしゃっていただき、こちらも救われる思いです。