第2話 幼稚園に入る
私は内弁慶で友達と楽しく話すのが苦手だった、、
まわりの子は特定の仲の良い友達がいる中、わたしにはいなかった。
普通に遊ぶ友達はいたけど、うまく遊べなかった。
なにか楽しい話をした記憶がないからそう思うのだ。
ある日、お母さんが仲の良い幼稚園のママ友の女の子Aちゃんを少し預かる日があった、
その子と私はクラスが一緒だ。
2人で家の近所で遊んだ。
しばらくして、同じクラスの女の子Bちゃんを誘って遊ぼうということになった。すぐ側の家だ。
チャイムを鳴らすと、ヤクルトを片手にBちゃんが出てきた。
そのお母さんは気を利かせて私たちにもくれた。
わたしはそのヤクルトが嬉しかった。
Bちゃんは外であそんでくるね!と伝えて私たちと公園に向かった。
するとBちゃんが、突然わたし、Aちゃんと遊びたいと言い出した。
わたしはなにも言い返せなく、
1人涙を拭きながら自宅へ戻った。
お母さんに泣いてるのを悟られないように、、
BちゃんがAちゃんと2人で遊びたいんだって。と仲間はずれにされたとわかっていてもわたしは強がってわからないふりをしてそういった。
そのあとはお母さんは私を連れてその2人のもとにむかった。
お母さんも預かってる子だから、それもあってビックリしたようだった。
わたしは、幼稚園時代から、歯車が狂い出したのだ。
生まれてきたんだから、絶対いい事あるよね。 @meihakinoko
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