生まれてきたんだから、絶対いい事あるよね。
@meihakinoko
第1話 この世に産まれきた私
私は今、空にいる。
空にいた私はだんだん一軒の家には引き寄せられる。
お父さん、お母さん、女の子が縁側にいる。
みんなとっても楽しそうに笑っていて、私も楽しい気持ちになり、わたしの体がすぅーとお母さんの中に入っていく。
その次の記憶は、お腹の中から私は外の世界が見え、女の子がお母さんの膝に座って甘えている姿がみえる。
この女の子は私の姉だ。
なぜかずっと前からわかっていたような気がした。
誕生の瞬間の記憶はないが、
気がつくと籠の中に寝ていて、
なんだかのどがかわいた、でもも言葉がでない。苦しい。伝え方がわからない。私は泣いた。
寝ている状態のわたしを姉が覗き込む姿も鮮明に覚えている。
ここまでの記憶を覚えている私は普通ではないのかもしれないけど、暖かい気持ちでこの世に産まれてきたのは想像や空想ではなく事実だ。
この先の人生は楽しい事だけでないということもわからずに、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます