主人公の八神結真(ヤガミユウシン)は、中学三年生の夏、友だちと夏祭りへ行くが、鳥居をくぐった瞬間、異世界へと飛ばされてしまう。
そこは高層の建物が並ぶ都会的な場所(ずっと春らしい)で、結真は見知らぬ男に「神様!」と声を掛けられる。その男、ゼンはここが現世と天国の狭間の世界で未練を持ち志半ばに忌んだ者たちが集まる場所だと言う。
未練を持った人たちの無念を晴らし成仏させることが神様の仕事らしく、結真は疑問をいろいろ持ちながらも神様としての役割を果たすことにする。
感想:いきなり神様だ、と言われて戸惑う上に、その周囲の神を補佐する神職たちも、反抗期のような少年あり、いきなり抱き着いて来る神主ありと個性豊かな者たちばかり。
特別な力を持っているとは思えない主人公の少年が、いきなり神様扱いされ、迷える者たちの無念を一時間という短い制限時間で成仏させないといけないという、大変難しいミッションにどう挑むのか、どんな結末が待っているのか最後まで見届けたい物語である。
オススメです✨✨✨