第7話 なにが 患者ファーストだ 虚偽宣伝で訴えてぶっつぶしたろか

前回までのあらすじ

ポンコツ ゴミクズ医師どものふきだまり ことアザーフ脳外にいき

そこで 待ち構えていた 丸二の先輩なる人物 診療部長様(笑)を ズタンズタンのケチョンケチョンにしたのであった。

「内科で勝手にしやがれ」とか「二度とくるな」とか 言われた気もするが 負け犬の遠吠えだね。



あれから一週間後 とてもとても面の皮が厚いわたしは アザーフ脳外にきている

目的は2つ

まず 目的その1 前回 イカレタクソ医師から 「内科で勝手にしやがれ」といわれたので脳画像データをぶんどること

しばらくしたらナースが やってきた 先週 ガラクタ診療部長の診察、いやリンチ現場にいたナースであった

ナース「病院変えるので画像欲しいとかそういう理由じゃないですよね?」などと 寝言をほざく寝てるときだけにしていただきたいものだ

そもそも なぜ通い続けると思った 脳内お花畑か? 花散らして死ね、おっと 思考がそれた

わたしは白々しく答える「開業医ドクターなのでね、クリニックで治療するのに必要なんですよ ラクナ梗塞や脳の状態をみて薬とか調整するんです」

こうしてうまく事を運んだわけだが 嫌がらせなのかなんだかしらないが 柏藪の画像データは渡せないと言われた よほど見られたくないものでも写ってんだろうかね?


そして目的その2 左右の末梢神経を検査するためだ 検査機器は ウソつかないからね

だが 人間は 嘘を付く

そう 先週 予約したはずの 検査メニューを わたしに無断で検査メニューを変更したのである

なんだぁ? 平に毛が生えた程度の診療部長様の嫌がらせかオイ? 器がちいせぇなぁー おちょこか おちょこ

結論から言おう 『左右の検査のはずが 右足首 と 右手首だけ』の検査に無断変更されていたのである

アザーフ脳外 のモットーは 『患者ファースト まごころ込めた診察』である

変更するなら 一週間もあるのだから 連絡するのが 筋では? 患者ファーストが聞いて呆れる

『なにが 患者ファーストだ 虚偽宣伝で訴えてぶっつぶしたろか』



おっとそんなことを考えていたら 診察室に呼ばれたようだ(右の電気検査は終了済みである)

今日は どんなポンコツがでてくるかな 楽しみだな


さて ポンコツ医師とのご対面である

わたし「こんにちは、そしてなぜ急遽 検査メニューを変更したのですか?」

ポンコツ「医療点数の関係で・・・・・・」

ポンコツ「それで 神経とは背中から」パンパン 手を叩くわたし

わたし「カット そういうのいいから で、結果は?」

ふてくされた顔をするポンコツ医師

ポンコツ「右側 異常なしだったので きっと 左側も異常なしな気がするので 全身異常なしということで」

わたし「きっと? 気がする? それって つまり 『カン』ということでは?」

ポンコツ「カンとは心外だな ボクは非常勤だけど 他の病院でたくさんの」パンパン やはり手を叩くわたし

わたし「君なりに根拠があっていってるということはわかったが 医学的エビデンスがゼロなら わたしから言わせればそれは単なる与太話だ」

わたしは 左手を 前にだし 宣言する

わたし「どこの馬の骨かわからないカンに頼った診断ぢゃ確定診断でないだろ、与太話してないぜ、電気流して白黒つけようぜ?」

ポンコツ「嫌だ」

まさかの検査拒否である



そのままわたしは なにもいわず 出口へむかってガラガラっとドアをあけて 診察が強制終了したのであった。

くだらなさ過ぎて気を失いそうになるやりとりだったぜ。

右だけ調べて全身異常なしってどうやったらそうなんだよ そもそも左右調べないなら来る意味ないからね

どうやらこの病院の『まごころ』といのは だましうち を意味するようだ

それに検査機器があるのに カンで診断とは これいかに? 最初の医療点数の関係ってのも なんかうそくさいな

最後の「嫌だ」ってなんだよ 検査嫌がる医師なんて 初めてあったよ

まぁ 丸二のお友達が跋扈するこのイカレタ外来ではしかたないのかもしれない

ここにアザーフ脳外は悪徳病院2号店と認定しよう


*******


おかっぱ頭の事務員が わたしの名前を読んでいる 会計のようだ

わたしは速やかに会計を済まし おかっぱくんがCD-Rがあるのでと説明をはじめたおかっぱくんのよこで

紹介状を あさりはじめる なんかついてるな 邪魔だなこれ ビリッ

おかっぱくん「あ、はずさないほうが・・・」

わたし「CD-R どれにはいってんの?これ?」

そういうと私は CD-Rが 入ってると思わしき封筒を 真横から 思いっきり破る そして現れるCD-R

わたし「ふむ、たしかにCD-Rは受け取りました。 残りは ゴミだからすべて捨てておいて」

どうやら おかっぱくんは 目の前で起きたことに理解がおいつかずフリーズしているようであった。

わたし「おい 大丈夫か? あと この病院にあるカルテも含めた すべての個人情報 削除依頼だ 消しとくんだぞ じゃあの」

おかっぱくんは 口をパクパクさせながら うなずいている 大丈夫かこいつ?

そして 笑いながら わたしは 病院を立ち去った。

二度とくるか こんなイカレタクソ病院 潰れちまえー!! ワーッハッハ



アザーフ脳外編 完


わたしの信頼できる 脳外探しの旅は もうすこし続きそうです

やはり 脳疾患は 三途の川のご近所にあるので 信頼できる病院探しはさけては通れないと感じました。

やはり、風邪などとは違いますからね。外科という側面もある以上 メスや開頭手術などもありえます。

そういう状況で、わたしのエッセイに登場するようなイカレタヤブ医者に命を預けられますか?

脳疾患は 時間が勝負です みなさんの病院選びの参考になれば幸いです。

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腐った病院に入院してしまった件 ザ・ロード・ウォリアーズ清和源氏 @TheRoadWarriorsSeiwaGenji

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