第5話 旅にでるも鬱は悪化しただけ

 令和元年11月11日の月曜日、もともと予定していた大阪への旅に出る。気分転換になって鬱抜けできたら良いなと前向きな気持ちで。


 月曜日の夜行バスで旅立ち、12日の朝、ネットで知り合った主婦宅にて軽く休憩。


 午後からネットで知り合った主婦とは別の大阪の方々と待ち合わせをして、夜中まで、京橋、新世界、西成と十分に楽しませて頂いた。


 お腹もいっぱい。酒も沢山呑んで最高だった。


 そんなテンションで、夜中、主婦宅へ帰る。


 子供も旦那も寝静まっている中、僕と主婦の情事が大胆にも始まってしまった。甘くとろける人妻とのお互い押さえきれない性的快楽が開放したエロスの世界。


 布団の中で裸になり人妻の喘ぐ声が子供を起こす。泣き出す子供を放ったらかしながら、お互い快楽の絶頂へ…その時である。


 流石に旦那も起き出し、また先週のように頭を蹴られたり、殴られたりしてボコボコにされる。今回も大分痛みつけられて流血もした。


 血だらけの中、当たり前のように出て行く事になり、荷物を全て持って、一人見知らぬ大阪の某駅にてベンチに座る。


 ……。(既に死にたい気持ち)


 さて、これからどうしよう?


 完全に風邪をまた引いた事が分かり、その日の夜行バスのチケットを購入。


 しばらくネットカフェで仮眠をとり、夜行バスの出発場所の梅田に移動し、色んな意味で頭の痛い中、出発の夜まで串カツ屋で酒を呑み哀れな時間を過ごす…。


 バスはこんな俺でも運んでくれる。


 令和元年11月14日の木曜日の早朝に新宿に到着。電車で移動し、哀しみのアパートで寝込んで、気が付いたら、もう夜の20時だ。

 風邪の症状は少し良くなった気がする。で、今、現在(当時)、壮絶な鬱の中、執筆をしているわけです。


 一週間以上居て楽しもうとしていた、大阪の旅がたった二日で終了し、ここ最近のボコボコ劇の連続と体調不良でまだまだ鬱の最中にいるわけでして、希死念慮やばいな。

 鬱抜けはいつになるのやら。


 食欲無いから、部屋にあるテキーラをちびちび呑んでいる。


「大阪には二度と行きたくないね!」と心で叫びながら。ま、自業自得やん。


第6話 鬱期は長く に続く

 

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鬱と酒と付き合いながら ケツカイシ @ketsukaishi

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