暁暗

@kunishiro_1066

第1話.プロローグ 

東京都池袋、路地裏

「殺さないでくれ…頼む金はいくらでも払う、

 娘が生まれるんだ…誰にも言わないから殺さないでくれ」

『パッシュ』サレイレント銃で彼は息絶えた。

「すまない…」

私は耐え難い罪悪感からそう呟いた

私は殺害したジャーナリスト死体の写真を撮り

『公安本部』へ送った。彼は触れてはいけないパンドラの箱を開けてしまった。知ってしまったものは始末しなければいけない。

それが決まりなのだから…


去年の2020年9月NASAが地球外生命体と接触した。

この事は国連間での極秘情報となっている。

その接触してきた地球外生命体は、「ラルテイ帝国」という名の国で月に繁栄している国で、彼等は月の内部で暮らしているようだ。

彼等の『銀河帝政連合同盟』という連合と

『協商銀河連邦』という連合で戦争がおきていた。

そこで彼等の『銀河帝政連合同盟』は地球の資源を『銀河帝政連合同盟』の持つ技術とで取引を望んでいるようだ。

これを知ったアメリカ政府は国際連合はこのことについて協議、

ここでのアメリカの行動は賢明であった。

ここでもし秘密としていた場合、

他の国がまた別の連合や国と手を結んだり、地球外から攻撃をされる可能性が高かったからだ。

つまり仲間割れする可能性が高かった。

そこで地球は地球単体での一つの国としてまとまる必要性があった。いわゆる『統一政府』である

そこで一度『銀河帝政』と取引をすることを決定。

取引により技術を仕入れた国連は、その後『鎖国』をすることにした。その間の侵略等々の可能性だが、『地球』は未発達のため一切の手出しを銀河国際法により禁止されている。つまりこの取引も密約ということだ。だから我々が鎖国をしたり、取引を一回でやめたとしても、手を出せないわけだ。

国連は『統一政府』を2030年を目標とし、地球という国家が成立次第、宇宙に進出するという目論見だった。これを『World order2030』とした。



だがしかし、これを全世界が容認するとは考えられない。恐らくどこかの国が違う陣営と取引をして、覇権を狙うはずだ、それに、地球内での反乱の可能性もある。もしこんなことで地球内で分裂が始まればどうにもならない。

そこで作られたのが『国際連合公安軍』

情報統制や、国家の監視等を行う国連直轄の軍だ、

そこに所属するのが私、山野翔平である。















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