五話まで真剣読みあい企画の参加者です。拝見させていただきました。指の間を着眼点とした発想力が面白いと思いました。日常とファンタジーの融合が自然で無理ないものになっていると思いました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(236文字)
不思議な出来事が徐々に転がり広がって、読者をぐいっと引っ張ります。〝懐かしく〟、とありますが、確かに懐かしさを感じます。松森氏の昭和レトロな家庭の方に。以降のネタバレを避けるべく、詳細はお読みに…続きを読む
指が五本であるならば、指の股が五つになるなんてことは、あり得ない。僕は、思わず文章を二度見した。そして、ニヤリとしてしまった。これはしたり!見事に、こんな物理法則を無視した不思議空間に、わずか…続きを読む
内容の不可思議さに、文章の確かさが掛け合わさり、すごく惹きつけられた。個人的には、文中で出てくる広告画面の描写へのこだわりに、くすりと笑ってしまった。『汐風ドレス』というタイトルも、物語の世界観を見…続きを読む
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