ニーチェ難しそうの壁を一瞬で取っ払ってくれるこの作品の最大の魅力は、ニーチェとして生きたひとりの人間への愛にも似た造詣の深さを、なんとも軽やかに冒険譚にして描き出す作者さまの心意気にあるでしょう。何より面白いのでサクサク読めてしまいます。生きることに絶望してる人にこそ届いて欲しい物語だと思いました。
一読者としての私のニーチェに関する知的財産はほぼ皆無に等しいのですが、人生で一度だけすすめられて手に取ったニーチェの本をそのままそっと閉じた挫折経験のある者としては、この作品に出会えて大変幸運でした。
素敵で粋なこの作品、ぜひご一読ください。
賢者とアホと、真面目とアホ、
どうなのかっ!?!
どっちななだかはっきりしないのがいいのかっつ!?!???!
もう、期待しかねぇ、、
誰かがまともなの書いてくれるのを待ってたんですがー
ーー
読者になるべく皆皆様!さてお立ち会い!!
時は近代への入り口。
人間の精神などが最も活き活きとしていた時代。
人間という種の、進む道の大分岐点の時代。
そこで活躍するのは、当時のホンモノの俺様達。弱く、強く、意志を固く、そして迷走もし、より人間たる人間に向かっているような気がする。
小むづかしいことを、私にもそれなりに理解できるくらいに調理盛り付けしてくれて、味の深みとかあるんだろうけど、なんかあるかな程度しかわからないけど、フツーの者である私程度ならそんなもんであろう。が、それでも、それだからこそ?ってもんだ!
ギャグは面白い上に、知的好奇心もモリモリ旺盛にさせてしまえる文体?
知的好奇心旺盛な中学生からボケ始めの老人まで、楽しめる本作!!
どーぞ存分にお楽しみください!!
(誰かもっとまともなレビュー書いてくだせーませ)