こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
前回に引き続き、事前知識がまるでない(フランスはルイ13世から、アイユーブ朝はほぼ初見)ので、新鮮というかびっくりです。
土地や宗教がからむと、わちゃわちゃしますね。地味にからむモンゴルに吹きました。こんなところでも影響がw
面白かったです。
作者からの返信
ハッキリ言って、誰も知らない時代と国を書いてみたい、というのも動機のひとつでした^^;
そういうものを、どこまで物語として、読む方に迫れるか、という大それた野望というか命題に挑んでみたかったのです(笑)
オリエントのこの地帯は歴代揉め事の場ということもあって、結構ゴチャゴチャです^^;
モンゴルは……実はこのお話、最初は短編で考えていて、前作「攻城」とペアで、モンゴル帝国の東西を描く、という感じでした(バイバルスもモンゴルと戦っています)。
でもそうすると、この十字軍の話を書かないと分からないだろう……と思っていたら、「せや! あの公募に出していないネタがあった!」という次第(笑)
ありがとうございました。
面白そうなテーマを扱っておられるのでこちらも読みに来ました。受験の時は世界史選択でしたが、アイユーブ朝は遥か記憶の彼方に……。
十字軍が自国の異端の鎮圧に用いられたのは意外でした。でも軍の銃口は往々にして自国民に対して向けられる事は今のミャンマー情勢を見ても分かりますし、昔からそういう物だったのかもしれませんね。
作者からの返信
割とマイナーな出来事が好きで……wikipediaとかであまり行数の少ない記事とか見ると「それなら……」と書きたくなってしまう、へそ曲がりな私です(笑)
バイバルスはwikipediaで行数豊富な記事の人ですが(笑)、この国ではあまり知られていないのがツボでした。
アイユーブ朝とか、ホント、受験がないと誰も触れない事物だと思います。私のような物好きでもない限り、敢えて触れようと思わないでしょう……^^;
十字軍は、統治者からすると格好の口実を与えてくれるものだったりします。
侵略の口実になっていた、という説もあるくらいです(出資者の商人の都合で、全然関係ないところを攻めたりしたこともあるみたいです)。
……たしかに昔からそういう物だったのかもしれませんね^^;
ありがとうございました。
すごいマイナーな時代から選びましたね。
そういうセンス好きです
作者からの返信
恐縮です。
モンゴル帝国の時代、それに抗った人たちに興味があって調べたことがあって、そのことが記憶に残っていたのです。
あとは、歴史ゲームにこの時代、この地域を扱っていたのがあって、プレイしていたことも影響しています^^;
ありがとうございました。
うわ、大好きな歴史物を連載されていたのに気づかなくて、まだ、目が本調子じゃないのですが、楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
恐縮です。
日本史モノや中国史モノは書いてみたので、次は西洋史・イスラム史だ、と挑戦してみた次第です。かつ、ヨーロピアン&エキゾチックな雰囲気を描いてみたいと思いまして^^;
目、そしてお体お大切にして下さい。
新ファム(私が勝手に呼んでいる)の方も、コメントするとかえって目の負担かな、と思い、控えておりますが、大変面白く拝読しております。
ありがとうございました。
拝読致しました。
地中海帝国...あまり聞きなれない、魅力的な言葉がここに。
ルイ9世って、そんな構想を構築できるほどの人だったのでしょうか。
この先、楽しみにしています。
きっと、四谷軒様の作品なので、どこかに九栄神が隠れキャラとして存在するに違いないと信じつつ...
作者からの返信
地中海帝国……ルイの弟のシャルルが、ホントにそれを目指していろいろとやらかしています。
この時代よりあとですけど^^;
ルイ9世、当時のヨーロッパで最強と謳われたフランスの君主ですから、そういう発想を持っていたのではないか……という私の想像です。
この人、宗教心をのぞけば完璧といっていい人なんですけどね、いかんせん、「篤い」信仰が、エジプト遠征というとんでもないイベントに国を巻き込んでしまいます^^;
九栄神……その手があったか!(おい
ありがとうございました。