詩人の芽

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概要

「天才詩人っていうのは、栄太のことを言うんだろうな」
詩のコンクールで最優秀賞をとった栄太は、家族に祝福されて、将来は詩人になる気でまんまんだった。しかし、おめでたい日のにぎやかだった食卓は、次の日には元通りに戻っていた。嵐の〈後〉の静けさに、栄太がたえられるはずはなかった。
  • 完結済 全1話
  • 3,869文字
  • 更新
紫鳥コウ
  • @Smilitary

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