書籍化されたwiz系小説でもこれより面白いのは灰と青春とクソたわけしか無いです。大抵のウィズ系小説は戦闘が淡白で設定の垂れ流しになっていますがこれはその欠点を筆力でカバーしています。大体のwiz系小説は#1(一番始めのwiz)の範囲をすぎると失速しますがこれは失速せず最後まで走り抜けます。書籍化wizになんか違うなと思った方にこそ読んでいただきたい作品です
序盤のワイバーン戦が微妙。非ネームドごときに苦戦するアッシュロードが大したことないように思えてしまう。後ろの奴ら迄はかばいきれないだとか毒喰らったらやばいから慎重にならざるを得ないとかフォローして欲しかった。そもそも原作でもレベル13あれば物理だけでも苦労しないだろ、あとは文句なしの面白さ。