第54話 中国で感染爆発☞中国の経済鈍化☞世界的大恐慌の前触れか?
「はーい、皆さん。こんばんはぁ」
「こんばんは」
「さーてと、今日もいっちょ行きますか」
「どうされたんですか」
「何よ、そのあからさまに不審者を見るような眼は」
「いえ。貴女が何の不満も言わずに始めるなんて前代未聞かと」
「テメェ、人がせっかくやる気出してんのに文句があんのか! 文句が!」
「いえ、そう言う訳では」
「表に出ろ! 表に! 」
「すみません。私が悪ろうございました」
「フン。最初からそういう態度をとってりゃ良いのよ」
「あの、今日はホントにどうしたんですか」
「まぁ、アイツが体調を崩してるしね。あまり文字数が増えるとキツイみたいなのよ」
「そのようですね。大丈夫なんでしょうか」
「昨日と比べたら、だいぶマシになって来てるみたい。こうやって執筆してるし」
「それなら良かったです」
「心配して下さってる方々もお見えになるし。まだ予断を許さないけど」
「そうですね」
「まぁ、アイツも願ってるみたいね。今日より明日、明日より明後日がより良くなる事を」
「それは私も同じ気持ちです」
「明日はまた、明日の太陽がピカピカやねん!」
「あの、それで今日はあの方に協力的だったと」
「まぁね。アタシらの出番も今年はこれで最後でしょ? 」
「そうなるでしょうね。物理的に考えてそうなると思います」
「だったらアイツが伝えたい事をアタシらがちゃんと伝えなきゃ」
「それで冒頭の漫才は辞める事にした訳ですね」
「そう言う事。アイツが伝えたい事を皆様へ判りやすく伝えるのがアタシらの職務だと思うから」
「それで今回のタイトル何ですが」
「アタシはこれから中国でこれまでのどの国よりも凄まじいパンデミックが発生すると思ってるわ」
「それは何か根拠があるんですか」
「12月7日に中○共○党は事実上の、ゼロコロナ政策の解除を発表してるわ。つまり全ての都市のロックダウンを解除した」
「どうやら、そのようですね」
「誰がどう考えても、ゼロコロナ政策なんて無茶で出来るワケ無かったのよ」
「それを何故、習○平氏はやったのですか」
「彼が無能だからに決まってるでしょ。だからこそ目に見える成果が欲しかったのよ」
「なるほど」
「それで、これからどうなると思う ?」
「ロックダウンが解除されて全ての中国人が規制が無くなり、何処へでも自由に行き来できるようになった・・・・ちょっと待って下さい。それってかなりヤバイのでは」
「ご明察。ロックダウンなんてやってたから中国はウィズコロナなんて全く出来ていない。それに中国製のワクチンは「ただの水」と言われるくらいその効果は疑問視されている。加えて今の中国で猛威を振るい始めているウィルスはオミクロンから更に変異した新種であるかも知れないって言う学説も出ている」
「それは何を示唆しているのでしょうか?」
「12月22日にマカオ大学とハーバード大学の研究論文が明らかになったみたいだけど、それによると来年の3月には中国の感染者数は12億7000万人になるって」
「・・・・それは、つまり」
「中国の総人口の9割が感染するって事ね。後は香港からの情報によると共○党政府の内部文書がネット上に流出したとかで現時点での中国の感染者数は2億5000万人らしいわ。共○党政府は感染者数の発表をしなくなったし」
「それで中国国民の方達はどのように対処しているのでしょうか? 」
「どうもこうも無いわよ。この辺りはヨウツベやツィッターに色々な動画が上がってるけど。各都市の人達はその都市のドラッグストアに殺到しても既に解熱剤は売り切れで入庫のメドも立っていない。製薬会社に大勢で押しかけても1人10錠くらいしか貰えない。北京の火葬場はフル回転してるけど死体の処理が追いつかない」
「・・・・正に地獄絵図ですね」
「何、他人事みたいに言ってんのよ! 日本は対岸の火事じゃ無いのよ」
「と、言いますと」
「中国国内に薬が無いなら外国で買うしか無いでしょーが」
「それはつまり」
「そう、中国人が日本に押し寄せて来るわ。岸田総理は徹底した水際対策を、なんて言ってるけど甘い! 今は2020年の初頭と一緒なの。中国から来る人は1人たりとも入国させてはいけない! とアタシは思う」
「あの、今回はそれくらいで」
「そうね、アイツの体調の事も考えないとね」
「今回の事はネットで調べたら出て来るんですかね」
「出て来ると思うわよ、アイツもそうやって調べたんだから。今年最後なのに暗い話題で申し訳ありませんでした。最後まで読んで頂いてありがとうございました」
「ありがとうございました」
徒然なるママ煮 北浦十五 @kitaura
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