第2話THE異世界

目を開けるとそこは少し薄暗い森の中だった。

どこだここ?俺は周りを見ながら考えた。

少し周りを散策していると、後ろからガサガサと草が揺れる音がし、思わず俺は後ろを振り向いたらそこには5メートルぐらいある熊のような生き物がいた。そいつの目は真っ赤で、口元には血が着いていてとても邪悪なオーラを発していた。俺の頭の中に「やばい」の言葉が思いついた。

漫画で見た事があるようなシーンでこの時主人公はある言葉を叫んでいて、俺は真似をして唱えた。

「ファイ○ーボール!」

特に何かが起こることも無く、熊が襲いかかってきた。火の玉でも出てくれば⋯⋯そう考えたそのとき手元にとてつもなくでかい火の玉がでてきた。直径1メートルぐらいあったと思う、俺は考えた。俺が火の玉をイメージしたことで出てきた、つまりこの世界の魔法はイメージで出来ている。

おれはその玉を熊に当たるようにイメージし、直撃させた。くまは丸焦げになりその場に倒れた。そのとき体がとてつもなくかるくなったような気がした。

レベルアップのようなものだろうか、俺はこの時テンプレものの主人公はなにをしていたか考えた。頭の中に浮かんだ言葉をウキウキしながら「ステータスオープン!」と。その瞬間目の前にボードのような少し透けているものが現れた。

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THEテンプレ sagito @sagito

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