独り言

@ayumi78

第6話

実両親に連れられて行った場所は射撃場。実両親が今住んでいる所では、子供も銃を持ち、レジャーとして射撃場に行くのは当たり前だそうだ。

初めて銃を持った日の事は鮮明に覚えている。小さいが、ずっしりとした重さ。撃った後の反動、そして爽快感。滞在期間中、毎日射撃場に通い、日が暮れるまで銃を撃ち続けた。それまでの鬱憤が晴れていくようだった。

それから毎年、私はその射撃場に通い続け、銃の腕を磨いた。

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