余白 2021年1月13日のメンテナンス
「あら、久しぶりにロードバイクのメンテナンスをしてるの?」
俺――
「たまにはメンテナンスをしてやらないと、俺の愛車が可愛そうだからな」
「そう言えば、タケル君って自転車を何台も持ってるのよね。全部自分でメンテナンスしてるの?」
「いや、俺は手先が不器用でそう言うことは苦手なんだ。だから、1年に1度のペースでオーバーホールしてもらってる。
「へ、へぇ。自転車のことは全然知らないけど、使い込んでることはよく分かったわ」
――20分後。
「ふぅ。洗車も終わって、俺のロードバイクがピカピカになったぞ」
「良かったね。ところで、この前カクヨムのメンテナンスがあったじゃない」
「あぁ。2021年1月13日の11時頃からやってたな」
「公式の告知とかTwitterを見ても、一体何の更新があったのか一切書いてないのよね。サイトのサービスを停止してまでやらなきゃいけないことって、一体なんだったのかしら?」
「俺もよくは知らない。だから、ここからは推測の話になるぞ」
「分かったわ」
「まずは、下のURLを見て欲しい。あ、別にアクセスはしなくていいぞ。URLそれ自体が重要なんだ」
「え? どういうこと……?」
『プロローグ(※必ずお読みください)』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055450204744/episodes/1177354055455412335
「これは、『カクヨム小説の真実~214,219作品のデータから本性を暴き出す』のプロローグじゃない」
「その通りだ。次はこのURLだ」
『余白 2021年1月13日のメンテナンス』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055450204744/episodes/16816410413910348061
「このエピソードのURLね。別に変わったところは――ん? パソコンのWebブラウザで見ると、中途半端に1文字はみ出て改行されてるわ」
「そうなんだよ。ここに今回のメンテナンスが行われた理由が隠されていると俺は思っている」
「どういうこと?」
「カクヨムの小説、それぞれのエピソード、レビューや自主企画には、それぞれユニークな19桁のIDが付与されている。例えば、この作品だと『1177354055450204744』だし、プロローグのエピソードは『1177354055455412335』だ。だが、今回のエピソードは『16816410413910348061』になっている」
「あぁ、なるほど。数字が1桁増えたのね!」
「その通り。今まで19桁だったのが20桁になったんだ。恐らく、運営側の想像以上に数字が使われてしまい、将来的に数字が足りなくなると危惧したんだろう。IPv4――パソコンの固有アドレス枯渇問題と同じだ。
つまり、今回のメンテナンスの1番大きな目的は、ID数列を生成するアルゴリズムをアップデートすることだったと思われる」
「よく気がついたわね」
「毎日このURLと格闘してるからな」
「それだけカクヨムが大きくなり続けてるのね。嬉しいわ!」
「これからも、みんなでカクヨムを盛り上げていこう!」
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今日の研究ノートまとめ
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・2021年1月13日に行われたメンテナンスについて考察
・カクヨムで使用されている固有IDが19桁から20桁に増えた模様
・これでしばらく数字が足りなくなる心配はなくなったね!
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