大笑いするほど愉快な訳ではない。スカッとするほど爽快な訳でもない。ほのぼのとするほど心温まる訳でもない。でもなんとなく日々の楽しみとして読んでしまう。そうそしてこれからも読み続けたいと思ってしまう。これはそんな感じのする秀逸な作品です。
一話一話の短い文章の中で、新選組や小野田家の人々の思いや、感心、好奇心が、生き生きと描かれた作品です。 新選組の方々は、何時かは元の時代に帰るかも知れない、でも、しばらく居て貰いたいと思いまし…続きを読む
現代にタイムリープした新撰組隊士たちが以外にも時代に合わせて生活しています。古風で武芸に秀でた方々の不器用?な暮らしぶりを垣間見れますので面白いですよ。
沖田君の結核治療のくだりが事実と異なるので一応指摘しておきます。(当方病院勤め1)結核は指定感染症なので(コロナと同じ)全額公費治療です。(お金かかりません2)結核菌の排出は概ね1月か2月程度で…続きを読む
時代に翻弄され散っていった彼らが、もし平和な時代に生き延びていたら……という夢想を叶え、その姿をほのぼの垣間見ることが出来ます。この後、元の時代に戻るのか、このままこの時代に残るのか、続きが気にな…続きを読む
もっと見る