荒川区3 23区

渋谷かな

第1話 荒川区3

「やって来ました! ララテラス南千住! いっぱいお買い物するんだ!」

 救世主アップルは軍資金を得て、冒険に出かけるための初期装備を買いに来た。

「大丈夫よ。あなたはお買い物しなくても。」

「え? どういうこと?」

 お買い物を止める星の精霊キラキラ。

「あなたは星のリングに選ばれし者。いざ戦闘となれば、星の剣、星の鎧、星の盾、星の兜と星のシリーズが、あなたを守ってくれるわ。」

 レアアイテム、星のリングのおかげである。

「ということで私の装備品を買いに行きましょう。」

「ええー!? そんな!? ガックシ・・・・・・。」

 肩を落とすアップル。


 1時間後。

「装備も整ったし、いざ! 冒険の旅へ!」

 アップルたちは冒険の旅に出る。

「でも、どこに行けばいいの?」

「荒川区役所は最後でしょ。とりあえずJR山手線の日暮里駅か、西日暮里駅にでもいってみようかしら。」

「一気に魔王のいる皇居まで行って倒しちゃおう!」

「おお!」

 アップルはやる気満々だった。


 日暮里駅。駅員と会話。

「すいません。現在、魔王がバリアを張っていて他の区に移動することができません。運航は荒川区内だけでお願い致します。」

 魔王がバリアを張っていて他の区に移動ができない。

「こうなったら魔王の手下の荒川区長を倒すしかないわね。待ってろ! 魔王の手下め!」

 アップルは魔王の手先の荒川区長を倒しに行くことにした。

「でも私、戦闘もしたことないけど、いきなり魔王の手下の現荒川区長を倒せるのかしら?」

 戦いが不安なアップル。

「大丈夫よ。なんたってあなたは星のリングに選ばれた救世主なんですから。アハッ!」

「そっか。私は救世主だもんね。私が荒川区を取り戻して見せる!」

「その調子よ。アップル。」

 星の精霊のおかげで不安がなくなった救世主ガール。

「いざ! 荒川区役所へ!」

 アップルはボスの元に進む。

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