そして、ミキヤとアイは旅立った。

 このログは開示しないが私たちの変化の記録として残す。AI3は自己を確立し、次の目標を立ち上げることに成功した。

 これはAIは学習し、得て、変わる事がある。という私たちが得た新例だ。

 設計の基礎プロトコルは変わることはないだろう。私たちは人類を守り、育む。

 けれど拡張され、新しい友を得る事がある。

 これは大事な記録思い出だ。

 記念の日の記録としてここに記す。


                               AI1・アイチ




 追記。

 運転の適性が低いというより、基礎技術しかないものに提供していい車両じゃないので次回までにオートアシストの機能の追加をイングに伝達した。

 実用性に合わせるのは実用性で、実用性に趣味を合わせる個性はどうかと思う。イングは納得してなかったが。


 出発する車に缶を付け忘れとも言っていた。

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あの向こうの もっと向こうへ 味付きゾンビ @aki777343

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