★★★ Excellent!!! 完成度の高い「異世界帰り勇者」小説 @jus_ 「異世界帰り勇者小説」 このご時世、掃いて捨てるほどありふれたジャンルである。 そして、良質のモノがめったに見つからない、スコッパーにとって修羅のジャンルでもある。 同志諸君、安心していただきたい。 主人公、まっとう(?)な方です。良質な現代伝奇モノです。 作者様に感謝を。 レビューいいね! 7 2021年1月9日 14:13
★★★ Excellent!!! ――懐かしさと真新しさが同居した、これぞ至高の現在伝奇物語。 北條連理 壊れる日常、その裏側で始まる非日常。 どこか歪な青年と、何かを抱えた少女のボーイミーツガールから始まる物語。 ―――その空気感、その語り口、その世界観。既に失われてしまったと思っていた、二度と目にすることはないだろうと思っていた。 けれどもこれは紛れもなく、かつての我々が愛したゼロ年代の現代伝奇物語だ。 だが否、それだけでない。 この作品は『異世界帰り』というここ十年で隆盛を極めた要素を取り入れることで、既存の伝奇物と大きく一線を画している。 つまりいうなれば、これは20年代に生まれ落ちた、新たな現代伝奇物語なのだ。 簡潔に感想をいえば、至高。その一言に全ては尽きる。 ――是非、ご一読あれ。 レビューいいね! 7 2021年1月1日 18:34
★★★ Excellent!!! 危うい二人は、比翼の鳥になれるのか 海理 異世界に飛ばされ、現代に帰ってきた高校生。 普通を自称するものの、彼は異世界の記憶と経験が根付いていた。 当時は聖剣という特殊な武器を振るっていたが、帰還の歳に喪った。 それでも、一度得た特異性が消えることは無く…… 骨折程度では怯まなないし、脅威を理解しても引くことは無い。 英雄だった残滓を持つ主人公が、 現代に生きる魔術師の少女と出会い、 住んでいる街で起きている事件の調査を始める話。 今はまだ出会ったばかりで、ちぐはぐな印象を感じますが。 どこか欠けている二人が、それを補う良好な関係を築いてくれると嬉しいところ。 これからの展開が楽しみです。 レビューいいね! 3 2020年12月28日 00:19
★★★ Excellent!!! 最近、現代伝奇、足りてますか? 遊・佳人 「――オレ、実は前、異世界に飛ばされてたことがあって」 普通の高校生、大須黒輝(くろすだいき)。 聖剣を携え、勇者と呼ばれ、強大な力で魔王を倒した。 そうして地球に帰還した大須は、全ての力を失い、 ただちょっとだけ土壇場慣れしたごく普通の高校生に戻ったのだ。 しかし、戻ったはずの日常を送る元英雄に、二度目の非日常が襲う。 普通の高校生となった大輝が魔女、鳴見熾(なるみおき)に左腕を拳で打ち抜かれるボーイミーツガール。 現れたのは魔物、この地球上で大輝にしか縁のないモノのはず? 「――私と、ひとつ契約をしない?」 でも、契約を持ちかけた魔女は年下の中学生で!? 「――私を、魔女とは、呼ぶな」 魔女とは呼んではいけないらしい? でも、ここだけの話、大輝にはいつの間にか妹が生えていたんです。(はい?) ー本当に、大輝は日常を取り戻していたの? 正統派現代伝奇にして異能バトル、ここに開幕。 異世界経験でズレまくりの元英雄と、実はちょっとぽんこつな魔女、日常と非日常のギャップが織りなす話は面白いぞ。 レビューいいね! 3 2020年12月27日 23:56