小説書くのとデザインするのはめっちゃ似てる
こんにちは。
このエッセイは常に、自分でも存在を忘れかけた頃にしか更新しないのですが、読んでもらってありがとうございます。
ふと思い出したことがあって記録したくて書いてみました。
私はデザイン系の仕事をしていますが、いつも、デザインを考えることとお話を考えることはものすごく似ていると感じます。
この世の全てのデザインされたものには(多分)何かしらのデザインの目的があって、それは、使う誰かの事を思い遣った一つのお話だと思うからです。
デザインは形とか色とかを使って、お話は文字を使って。手段が違うだけでかなり近いと私は思います。
私がデザインの仕事の好きなところは、人の幸せを考える仕事だと思うところです。
文章を書くのもそういうところがあるからかもしれません。
これを思い出したきっかけは最近転職したいなと思っていたことでした。
デザイン系の仕事は就活で、履歴書以外にポートフォリオと呼ばれる作品集の提出を求められることが多いです。
私はポートフォリオを作るために今まで仕事でデザインした物体とそれぞれの完成までのプロセスを思い出していました。
自分が今までに仕事でデザインしたものを改めて一つずつ俯瞰してみると、単純にどれも散々苦労して生まれて来ていたのもあるのですが、過去の自分が「こういうものがこの世にあって欲しい」という気持ち、祈り、願いみたいなものがいっぱい溢れていて、そういうところがやっぱりすごく好きだな、思ったより過去の自分good jobだなと思い、そういうものに関われて嬉しい気持ちになりました。
担当した当時は大体全部が必死すぎ、きつすぎて瀕死、またはもう既にちょっと死んでる、みたいな感じなので、冷静に思い起こす余裕が無かったですね……
そして、私が書いた小説も出来るだけ同じように書きたいなと思いました。自分が作るものはデザインであってもそれ以外でも、いつも自分が心から良いなと思えるものにしたいです。
他人は騙せても結局自分のことは騙せないので。
そんな話が少しずつでも書けたらいいなあと思いつつ、私は今自分がカクヨムで載せてる話は自分で全部大好きなので幸せな奴かもしれません。自画自賛です。
いい趣味が見つけられたので長く続けたいです。
どうでも日記 萌木野めい @fussafusa
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