「ミスター貧乏神」と呼ばれる主人公は災難を呼びこむ。
そのためせっかく就職した仕事を辞めて別の仕事をすることになったが、マフィアを護衛するという現状に良心が痛んでいたところを襲撃された――
主人公は襲撃してきた女性に殺されてしまうことを覚悟したけど、ピンチを回避。ここから女性と縁がつながります。
ミステリアスな女性はミスター貧乏神とまで呼ばれていた男に運をもたらす女神。彼女との出会いにより、主人公はどう変わっていくのか……。
テンポよく展開していくストーリーに目が離せませんでした。読後感が良いので、アクション小説が好きで、すっきりしたい読者におすすめです。
その男の名は、ミスター貧乏神――(本名じゃありません)
その名に恥じぬ悪運っぷり。よくもまあ、次から次へとこれだけの災難を引き寄せられるもんだ(何が起こるかはお楽しみ)
そんな男が、悪の組織イタリアン・マフィアに身を寄せれば、あら不思議(悪×悪=?)
ガッティーニの親分、ウハウハだ(誰ですか)
けれどその悪事、お天道様が見逃しても、月の女神が許しません!(警察はたまに目を瞑るよね)
そしてマフィアといえば、最後はドンパチやらなきゃ収まらんでしょう(派手に行きますよ!)
同作者様の代表作「コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活!」に登場するサブキャラたちの過去を描いた短編のようですが、本編を知らなくても大丈夫です。
(本編も、のっけから爽快コメディ×アクションが炸裂する、とても楽しい作品ですのでぜひ併せてどうぞ)