死ぬまで面倒見るって言われたんだが

カナダに住んでた頃思ったのは、シングルマザーが多いなーってこと。

最初はシングルじゃなかったのに、急に別れて看護師になっちゃったり、いいご家族だなーって思ってた娘の同級生の家族がいつの間にか母子家庭。お泊りの誕生会に呼ばれて行ってみたら、同級生二人のお父さんとお母さんが再婚してたり。


これはアメリカに来て、夫の会社の人の話を聞いててもそう。いきなり欠勤したと思ったら奥さんに三行半下されていた人とか(でも2,3年で別の人と再婚)、モデルみたいなトロフィーワイフと結婚してた人が一人になってたり。子供もいて仲良くやってた夫婦が休み明けいきなり離婚してたり(でも1年もたたぬうちに新しいガールフレンドと前妻の息子連れて旅行)。


やっぱり彼らはこの業界にしては、収入安定してるから別れてもすぐ相手ががみつかるってことなのかなあ。ということは、結婚して25年近い私もそろそろ離婚される?とか茶化してたら、夫に死ぬまで面倒見るって言われた。そういう信念だからだって。今の自分があるのは私のおかげだからだって。


信念?愛情じゃなくて?

なんか複雑な気持ちになったです。ババアのくせに愛情を求めるのはまちがいなのかもしれないけど、どのあたりで私といることは信念でしかなくなったんだろう。まあ年もとって綺麗ではないし自慢の妻ではないわなあ。話しても昔ほど面白くはなかろう。

あんまり長く生きたくないものだけど、私長生きの家系なのよ。後妻をめとるなら私が死んでからにしてもらいたいものだけど、私途中で使い物にならなくなっても30年くらい生きると思うのよね。その30年の間に私、何か自分の満足がいくことできるかしら。最近家に閉じこもって家事しかしてない。無趣味。友人はいないし、映像も見ない。このままだとボケてしまうのではと思うんだけど、もう人に会う気力がわいてこないのよね。困ったもんだ。


ふーむ。夫も今なら結構な有望株のはず。今度日本に旅行行くけど、日本行くたびに独身女性の女子会みたいのに参加したりとか、飲み会に呼ばれたりとか、人気なのよね。え?これって…?




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