作者さまは商業出版もされている実力者&プロです。当然ながらこの作品もおもしろいです。
小江戸川越が街ごと異世界に飛ばされ、その街に異形のモノが現れはじめます。
街の人々を守るのは16歳の女の子たち。『川越娘』と呼ばれている街のアイドルです。
それをサポートするのが主人公。
ネタばれしないようにざっくりとあらすじを書いてみましたが、いかがでしょう。
あらすじだけでも、もうおもしろそうじゃないでしょうか。
実際に読んでもおもしろいです。
ファンタジーもあり、ラブもあり。そして、コメディー部分もありながら、締めるところは締めた物語の展開。
楽しいだけじゃなくて、硬派な部分もあります。
みなさんもぜひ読んでみてください。
小江戸と言われた川越。
江戸の庶民にも親しまれた古き佳き街が、ある日突然、異世界に飛ばされて…!
異形のモンスターも襲来するその危険な異世界を守るため立ち上がったのは、三人の地元高校生ヒーロー『川越娘』!(…とそのマネージャー)
剣道、弓道、柔道のそれぞれの部活胴着を身につけた川越娘たち。地元の子たちにも親しまれて、ほのぼの川越を守ってます。黒一点、男の子のマネージャー道也くんとの掛け合いも楽しく、コメディ要素も十分。
それにしても注目は、各所に登場する川越の名所!テクノロジーの停滞した異世界川越で、ひっそりと保存されている古き江戸を感じさせる名所旧跡には、作者秋月先生の川越愛が溢れています。
そんな地方発信、川越ファンタジー、まだまだ序盤、これからも期待、読むなら今です!
今でも、古き良き街並みが残され、県内有数の観光地として名高い、小江戸川越。
その街の一画(かなりの広範囲だが……)が、ある時、突然、異世界へと転移してしまった。街並みと共に、そこにいた人たちも一緒に行ってしまったことから、寄り集まって営みが再開されていた。
そして、時間が流れ……。
現代に戻ることはなく、異世界での、小江戸川越は発展していくが……、今度は、謎の襲撃を受けるようになる。
その襲撃に、燦然と立ちはだかったのは、16歳になったばかりの女の子たち。
彼女たちは『川越娘』と、皆から呼ばれるようになる。
さて、この先、『川越娘』たちは、異世界の小江戸川越の街に、平和を取り戻せるのだろうか?
例え、川越のことを知らなかろうと、この物語は、楽しく読めると思う。3人プラス、ひとりの戦いに、手に汗握ってほしいと思うけど……。
ここまでの、この物語のおもしろい……を、皆さまに!
これからの、この物語の続きの期待……を、作家さまに!
応援の意味を込めて、レビューを認めてみた。読んでほしいと思える物語のひとつである……。