没文
その不気味なまでの静けさはマリーがその場にいないように思わせた。そして、それは錯覚でも勘違いでもない。
マリーは私の
誰もが一度くらいは耳にしたことがあるだろうその単語。端的に言えば、幼児が生む架空の友達のこと。
いや厳密に言えば違うらしい。ただ精神科の先生から一番分かりやすい言葉としてマリーに着けられたのがその区分だった。
だからマリーは兎にも角にもイマジナリーフレンドで、私にしか見えない少女なんだ。
マリー~私のたった1人の友達~ 御都米ライハ @raiha8325
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます