1.への応援コメント
久しぶりに食べる『自分以外が作った食べ物』にヴァールが思いを巡らせる姿が、温かいような、しんみりするような、複雑な気持ちになりますね。
好みの味でないサンドイッチと共に、どこかヴァールが忘れかけていそうな「幸せ」を噛み締めてくれていたらいいなあと思いました。たとえ自覚が無くとも。
作者からの返信
『自分以外が作った食べ物』に関しては、
結構 実体験といいますか……
好みの味ではなくても、久しぶりに誰かが自分のために作ってくれた料理を口にすると、
ほっこり嬉しく優しくなるような気持ちもありますが、
普段の生活が寂しい生活なのかもしれないと気づいてしまったり……
こう、胃の辺りがモヤモヤする感じで書いていました。
ヴァールという男は
「幸せ」を噛みしめながら、でもその「幸せ」から逃げようとしそうですよね。
難儀な男です(笑)
2.への応援コメント
ヴァールの思い出を無邪気に引っ張り出すビルカ、という構図が良いですね。
「もう帰れ。俺の前からいなくなってくれ」と己の内面が露呈するのを恐れるかのようなヴァールの過去が気になります。
作者からの返信
このシーンでのビルカの無邪気さに触れていただきありがとうございます。
この無邪気さがね……追い詰めちゃうんですよね……
この話の大きなテーマの一つに
『ビルカの無邪気さがヴァールを救う』というものがあるのですが、
このシーンのヴァールにとっては迷惑(もしくは恐怖)でしかないですね、たぶん。
ヴァールの過去がどんなものなのか。
その過去がこのあとの話にどうからんでいくのか。
お楽しみいただければ幸いです。
コメント、ありがとうございました!
編集済
3.への応援コメント
初めまして。
静謐な雰囲気の序章とそれに続くお話の始まりから、「遺却の湖」、「追憶の石」と何とも美しく不思議な言葉に惹かれて読み始めたのですが、カムラさんの慌てん坊振りや、ビルカちゃん登場(再誕?)からの、ヴァールさんの振り回されっぷりをとっても楽しく読ませていただいています。
遺却の湖で変われないヴァールさんの過去や、ビルカちゃんの過去などこれから物語がどう展開していくのか、ますます続きを楽しみに読ませていただきます。
ビルカちゃんのめげない叫びと、頭を抱えるヴァールさんがあまりにツボだったので思わずコメントさせていただいてしまいました……!
お邪魔しました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして……レビューまで書いていただき、本当に嬉しいかぎりです!!
この話は自分的には書いているときは楽しかったのですが、あとになって
『主人公(ヴァール)がウジウジしすぎてるけど大丈夫か?』
ととても心配になった作品でした。
でも楽しんで読んでいただけてようで、ほっと胸をなでおろしています。
ちなみに、執筆中の続編でもヴァールは相変わらずビルカの言動・行動に悩まされています(笑)
そちらもカクヨムで公開予定ですので、もしよかったらまた読んでやってください!
嬉しいコメント、素敵なレビューを本当にありがとうございました!
2.への応援コメント
完結おめでとうございます!
湖と石の秘密、ビルカとヴァールのこれまで。小さな山の集落で、個人にとっては重大な、しかし広い世界にとってはちっぽけな何かを洗い落としたかのようでした。
ああここから、彼らの物語が始まるのだな、と。変わらないようでいて、変化していく時間の始まりを感じさせる終わりは清々しく感じました。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございました!
そうなんですよね。世界にとってはちっぽけなのですが、
彼らにとっては大きな一歩という物語なのです。
でも2作目からは
世界のことや悪友のことなど、
もう少し広い物語になっていきます。
他の作品と同時に、ちょっとずつ書いているので
いつ頃になるかまったく未定ですが、
書き上がった時にはまた読んでいただけたら嬉しいです。
感想、ありがとうございました!