豊穣の聖女と星喰らい

灰色毛玉

第1話

 あたし――清水あいらは、事故で命を落としたらしい。

気がついた時には、その時にもっていた荷物ごと見知らぬ土地で倒れていて……ギルランダイオ王国という国の、親切な人に保護された。

ファンタジーゲームみたいな格好をした人が沢山いることに驚いたけれど、石造りの街や高い街壁、人を乗せて空を飛ぶ鳥などを見ている内に、”異世界転生”と言う言葉が頭に浮かぶ。

あたし、読んでた。そう言うネット小説。

まさか自分がそんな体験をするとは思わなかったけれど、知ってる。


 『ステータス』と言ってもステータス画面は出てこなかったけど、この世界”浮遊諸島”では『ステータス』ではなく『プロフィール』と念じるだけで同様のものが見られると教わる。魔法の適性は、”水”と”植物”。

スキルは、”算術”に”細工”と”裁縫”に”木工”の四つだけ。

狩りゲーみたいな真似は出来ないっぽい。

生産チートかしらと思いつつ、連れて行かれた保護施設らしきものの部屋で荷物の確認を行う。確認している間に電化製品が手元から消えていき、それの代わりと言わんばかりにスキルが増えた。

”光魔法”に”念話”に”地図”に”データストレージ”、それから”検索”に”ファーム”。

”光魔法”は懐中電灯とプラホの機能から重複して覚えたお陰でレベルが2になった。

ほかは全部、プラホの機能やアプリ関連ぽくて、”ファーム”はゲームアプリの機能の一部が使えるみたい。

”検索”スキルも便利だわ。


「お嬢さん、城から迎えが来たのでこちらへどうぞ」

「城……!?」

「『落人』様を、城にお迎えするのは当然のことですから」


 ”検索”してみると、『落人』というのはたまーに現れる、他世界からの転生者のことらしく、ちょっと特殊なスキルを所持していたりするから国で保護するものなのだそうだ。きっと、プラホからのスキルが特殊スキルってやつね。

変なふうに利用されたりしないように、気をつけなくっちゃ。




 結論から言うと、ギルランダイオ王国は割と居心地のいい国で、ヴァレリオさんという先々代国王だというお爺ちゃんとあたしは、割とすぐに仲良くなった。ただ、ヴァレリオさんが連れてる、弟子ダルダーノという男は顔が嫌いなのよね。

レイちゃんの自称・婚約者の男に似てるから。


「そういえば、レイちゃんはどうしただろう……」

「……レイ?」


 この世界のことを色々と教わってる時に、ふと思い出す。あたしが死んだらしい転落事故の時、レイちゃんはあたしを助けようとして一緒に落ちたはずだ。


「一緒に落ちたはずなんだけど、あたししかいなかったのよね」


 あれだけギュッと抱きしめられてたんだから、レイちゃんが無事だったとは思えない。……それとも、助かったんだろうか?

助かったんだとしたら、きっと大怪我をしてしまったことだろう。ひどい怪我をしていないといいな、と思う。


「念の為、探させてみるかの」


 似顔絵師が呼ばれて、レイちゃんの特徴を聞かれた。


「顔立ちは――」


 言うとおりに描き上げられていくものを見て、あたしは首を横にふる。


「もっと、美人」

「違うわ、それじゃほっぺの線が丸すぎ」

「唇は――ああ! そんなに薄くないわよ!」


 出来上がるまでに、三日かかった。時間はかかったけど、その出来栄えは悪くない。いや、やっぱり、実物のほうがいいかも知れない。


「いやはや、これが本当に実在したのかの?」

「割とそっくり!」

「割とって……すっごい美少女じゃないですか」

「本物はもっと美人よ」

「それは、見てみたいですね」


 ダルダーノと絵師の声が重なった。




 結局、レイちゃんらしき人の目撃情報はないまま、あたしがこの世界に落ちて二ヶ月が経つ。ヴァレリオさんは、ダルダーノを連れて変な動きをした星を見つけに出掛けていって帰ってこない。

すっかりここでの生活に慣れてきたあたしは、最近、せっせと”ファーム”スキルで地球産の野菜や果物を育てている。なにせ、この世界の植生は貧しくて、麦に米、玉ねぎやイモ類のほかはあまり種類がない。

要は、食べ物のバリエーションがないことに飽きた。美味しいご飯は、やっぱり生きる楽しみよね。せっかくなので、この国で自生できる植物がないかなーと、期待しつつ種を蒔く。


「アイラ嬢! お主の言うとった『レイ』だと思われる『落人』がおったぞ!!」


 あたし専用の畑として割り当てられた、庭の一角に出掛けていたヴァレリオさんが血相を変えて飛び込んできた。


「アレは不味い。アヤツは、”災厄”じゃ。ダルダーノももっていかれた……!」

「災厄? 不味いって何が?」


 どうやらヴァレリオさんは無事に、変な動きをした星――外縁部にある浮島に辿り着いたらしい。


「赤毛の少年って……レイちゃん、女の子」

「落ちた時の願いによっては、前の世界での性別などアテにならん。それに、アヤツは”傾国”を発現しておるかもしれん。ダルダーノはソレに惹かれて……アヤツの手に落ちた」

「……嘘」


 ”傾国”と言うのはスキルの名前。魅了系スキルの一つで、その名から想像できる通り、人の心を蕩かし判断力を失わせて、自らの意思に従わせる。


――レイちゃんっぽくない、スキル。


 あたしの知ってるレイちゃんは、甘い笑みを浮かべて、女の子が喜びそうな気障ったらしい甘いセリフを囁く寂しがりやな女の子だ。女子校の王子様役を気取ってはいたし、校内での同性の恋人が途切れたことはなかったらしいけど、意外と奥手。

一応、恋人だったあたしと手を繋ぐのに一月もかかったんだから、そうだと思う。

同性同士の恋人ごっこが流行ってたから、ごっこだけど!

”傾国”スキルを得るための条件を満たしてなんて、いなかった――はずだ。


――高等部に上る直前……!


 学園長先生から聞いた話を思い出し、唇を噛む。”傾国”の前提スキルの”魅惑”にある、多数の異性と同時に交わう経験が、本人の意志とは関係なくあったのかも知れない。ほんの二週間程度の間に、纏う雰囲気が激変したというその時期に。


「”魅惑”はあるかもしれない」

「じゃが、”魅惑”ではあのようには――」

「落人はこの世界の人とは違う理でスキルを得るんでしょう?」

「……じゃが……」

「そうでなくとも、ダルダーノはレイちゃんの容姿が好みどストライクだったみたいだもの。スキルの効果が爆上げでもおかしくないわ」


 あたしはレイちゃんらしき人の元に連れて行ってもらえるよう、訓練を始める。

その翌月の半ば頃から、一つ、また一つと星が消えていった。

更に翌月になると、星が消えていく原因が『落人』であるらしいこと、雪猫族と言う種族を根絶やしにしようとしているらしいことが城の中で囁かれ始める。


「ヴァレリオさん、噂が本当なら、レイちゃんを止めないと!」

浮島を消すような力のある者を、アイラ嬢はどうやって止めるつもりじゃ? 止めるというのなら、お主は、その『レイちゃん』を殺すことになるかも知れぬという覚悟はあるのじゃろうな?」


――ない。


 殺すなんて言う選択肢は、あたしの中に存在しなかった。

ただ、漠然と、会えばなんとかなると思ってただけ。

ノロノロと首を振るあたしに、ヴァレリオさんは深い溜め息を吐く。


「極寒領域――せめて、寒冷領域までで済めば、災厄討伐に駆り出されずに済むんじゃがの……」




 ヴァレリオさんの願いは虚しく、月を追うごとにどんどんと夜空に浮かぶ小さな星は姿を消していく。あたしが得意とは口が裂けても言えない腕前だった武術を全て上げきった頃、とうとう、冷涼領域の星が消え始めた。

ギルランダイオ王国からも災厄討伐に人が駆り出され始め、その多くが帰らぬ人となる。世界告知と呼ばれるアナウンスが何度も頭に流れ――”魔道王”や”武神”と呼ばれる存在が誕生したことを知った。


「ダルダーノが、おりました」


 数少ない帰還兵の報告の場に連れ出され、その言葉を聞く。


「災厄は異形の軍を率いる、この世のものとは思えない美しい少年で――恐らく、気が触れています。ダルダーノめも、異形と成り果てておりました」

「異形、とは?」


 この世界には、ニンゲン族の他に獣人族と呼ばれる種族が存在する。あたしは見たことがないけれど、彼らはみんな二足歩行の獣のような姿をしているらしい。人をベースに獣耳と尻尾をつけたような生物は、伝説には残っているけれども実在のものではないとされていて――異形と称されたその軍には、そのどちらでもない生き物たちがいたらしい。人の上半身と獣の首から下をつけたようなものや、人面をもつ鳥などもいたと聞いて、あたしはケンタウロスとハーピーを思い浮かべた。


「ダルダーノは?」

「やつは――伝説に残る狼人族と言われても納得できる姿でした。ルーヴのような耳と尾が生えているだけで……」

「だけで?」

「おそらく、正気であの少年に付き従っています。我々は、ヤツが伝言を持ち帰らせるために逃されただけで――ダルダーノにも、歯が立ちませんでした」


 悔しげに唇を噛んで俯いた後、彼はあたしに目を向ける。


「伝言を、お伝えします。『レイが野菜を恋しがっているから、喜びそうなものをもってきて欲しい』と、アイラ様にお伝えするように、と――」


 伝言を口にし終えた瞬間、彼の姿が血を撒き散らしながら細切れ肉に姿を変え、あたしは衝撃のあまり意識を手放した。




 レイちゃんは今、あたしがいる温暖領域よりも外側の冷涼領域の外れにある島のお城で暮らしているらしい。異形の生き物たちと、ダルダーノに守られて。

どこにいるのかはすぐに分かる。

単純に、鳥がたくさんいて、騎羽が落ちていく場所の中心に行けばいい。


 あたしとヴァレリオさんを残して、そこに向かった護衛の騎羽は突然泡を吹いて地に落ちていく。


「なんちゅう”威圧”じゃ……! しかも、無差別ではなく儂とアイラ嬢だけを避けて放っておる。惜しいの……あの時、ダルダーノと共にまみえていれば良かったのかも知れん」

「終わったことよ」


 済んでしまったことを考えても仕方がない。どうやっても、その時に戻ることは出来ないのだから。それに、その時にはただ、ヴァレリオさんまでダルダーノと同じことになっていただけかも知れない。

地上に、高く結った赤い髪を揺らしながらこちらを見上げる剣道着姿の人物とともに、背の高い男の姿が見えてきた。二人の随分と親密な様子に、胸がチクリと痛む。


「レイちゃん……」

「本人か」


 頷くと、ヴァレリオさんは一瞬、目を伏せてから地上を睨みつけ直した。

城を拠点にしていると聞いていたのに、なんで、こんなに開けた場所にいるのかがとても不思議。狙ってくれと言っているようなものじゃない。


「攻める側も丸見えじゃからな」

「なるほど」


 レイちゃんは円を描きながら降りていくあたしの方ばかりを見ているのに、討伐隊は一定の距離に入るとパタパタと地上に落ちてしまう。どうやって、何を思いながらそれをしているのだろうと考えかけて、思考を止めた。


――考えても、仕方がないこと。


 顔が見える場所まで近づくと、レイちゃんはいつもの穏やかな笑顔を浮かべて、大きくこちらに向かって手を振る。


”アイラ――久しぶり。すごく、すごく会いたかったよ”


 耳元で囁くように聞こえてきたのは、まるで、連休明けに久しぶりに学校で顔を合わせたかのような、この場に相応しくない気安い言葉。


”早く、こっちに来てよ。アイラの顔を、もっと近くで見たい”


「アイラ嬢、急ぎ降りた方が良さそうじゃ」

「出来る限り様子見をするんじゃなかったの?」

「ダルダーノの手信号からすると時間が無いようじゃ」

「信じていいの、ソレ?」


 答えずに地上へ騎羽を向かわせるヴァレリオさんを追うあたしの耳に、レイちゃんの興奮した声が届く。


”ねぇ、ダール。見える? やっぱり、可愛い。若草色の髪も、水色の瞳もとっても綺麗。ああ、また逢えるだなんて……少しは、話す時間、あるかな?”


 はしゃいでいた声が急にトーンダウンして、暗い声に変わる。


”……じゃあ、お喋りする余裕も、ご飯を振る舞う時間もないね”




 あたしが地上に降りると、すぐにレイちゃんは駆け寄って来て両手を差し出す。


「アイラの作った、お野菜ちょうだいっ」

「……ほんとに野菜が欲しくて、あたしのことを呼んだの?」

「違うけど、最後に一口でいいから地球のお野菜が食べたい。お願い、アイラ。時間が、本当にないんだ……」


 『最後』と言う言葉と、やけに必死な様子に引っかかりを覚えながら”データストレージ”の中から用意しておいた毒を仕込んだ野菜を取り出す。


「ありがとう」


 嬉しそうに微笑む笑顔に胸が痛む。期待に輝く笑顔が、キュウリを一口かじった途端に悲しげに曇る。


「仕方ないんだろうけど、最後に食べるものだから、普通のが食べたかった……」


 ポリっともう一口齧りとり、目を伏せる表情はまるで泣いているみたいに見えた。


「――さっきから、最後、最後ってどういうことよ?」

「ずっと、時間がないと言っている! 後生だから普通のものを出してやってくれ」

「いいよ、もう。食べ終わっちゃったもの」


 苦かったと呟き、おどけて舌を出しつつため息を吐くレイちゃんに、毒が効いてる気配はない。渡した野菜に仕込まれた神経毒は、即座に効果が現れるはずなのに。


「アイラ、胸を刺すならここね。刃は横にしないとダメだよ。余裕があったら少しひねった方が確実」

「お主――」


 レイちゃんは道着の胸元をはだけて、心臓のあるあたりを示す。


「首も落としやすいように、邪魔になりそうなものは外してある。このまま刎ねるのもアリだね。きっと、キレイな赤い花が咲く」


 自分を殺すための手段を並べ立てながら、レイちゃんはひどく楽しげに笑っている。毒が効かなかった場合に殺し合う覚悟は、決めてきたつもりだった。でも、レイちゃんに毒は効かなくて、求めてきているのはただ、一方的に命を奪われること。


「なん……なに、言って――」


 求められて、命を奪う覚悟なんて決めてない。


「早く。最近、正気でいられる時間がどんどん減ってる――私、アイラのことは殺したくない……殺させないで、アイラ」


 怖気づいて後退るあたしとの距離を無造作に詰めると、レイちゃんはフワリとあたしの体を包み込むようにして、腰の後ろに挿してあった短剣を引き抜く。


「コレも悪くないけど、もっと良いのに交換しよう。コレは、私が貰っていくね」


 歌うように呟き、代わりのものを同じ場所に挿し直すと、首を横に振るあたしの手に優しく柄を握らせる。


「私が逝った後、異形の軍団は崩れ落ちる。空を翔ける眷属にはアイラの身の安全を守ってもらえるように頼んであるから、安心して」


――幸せに、なって。


 寂しげに笑って、あたしの手を引き寄せ握らせ短剣を胸に突き込む。一瞬だけ眉を寄せて目を閉じると、大きなため息を吐く。


”生まれてきたこと、そのものが、間違いだったの。元々、生きる価値なんてない、ゴミなんだって。だから、泣かないで。アイラが、泣く価値なんてないよ”


「な――」


 生きる価値がないなんて、ゴミだなんて、泣く価値がないだなんて、そんなことはないと言いたかったのに、喉が詰まって声が出ない。力を失った体が崩れ落ちるのを支えきれずに、急速に体温を失っていくレイちゃんの体を抱きしめたままいっしょに膝をつく。


「俺は、気が触れていようがなんだろうが、生きてて欲しかった――全部、自分でやらせたあんたに、最後に毒を食わせた女に、その人に縋る資格はない。離れろ」


 冷たい声が頭上から降ってきて、脇腹を狙ってダルダーノの足が伸びてくる。咄嗟のことで、体が勝手にソレを避け――抱え込んでいた意思のない体が腕の中から離れた。最初からソレを狙っていたらしく、ダルダーノは土がつく前にその体を抱きとめて、悲しげな笑みを浮かべる。


「死に顔まで、無駄に綺麗だな。お前は……」


 血の気の失せた頬を撫でる指先はひどく愛おしげで、薄く開いた唇に彼のそれが重ねられるのを見て、納得するしか無かった。あたしは、レイちゃんの所在が分かった時点で動くべきだったんだ。

苦いな、と呟いた男は、小さく咳き込み吐血する。


「師匠、あとはお好きになさって下さい」


 言うだけ言って、彼はレイちゃんの胸の短剣を引き抜くと、自分の胸にソレを突き立て、果てた。最後まで、レイちゃんを抱きしめたまま。


「浮島が――戻って行くのぅ」


 ヴァレリオさんの言葉に空を仰ぐと、上空に大きな黒い穴が空いていて、その中から次々と島が飛び出し飛び去っていくのが見えた。島以外のものも大量に入っていたらしく、それらは全て地上に降ってくる。穴の真下にいるあたし達は大丈夫だけれども、少し離れた場所に誰かがいたならどうだろう?

降ってくるものに潰されているかも知れない。


「アイラ嬢には、あの穴は何かは分かるかの?」

「”データストレージ”に似てるけど、違うものだと思う」

「同じ世界からの『落人』でも、同じスキルをもっておるとは限らんのじゃな」

「当たり前よ……違う人だもの」

「毒など、仕込まなければ良かったの……」

「様子見なんて、しなければ良かった」

「ダルダーノを奪われた時に、お主を連れておれば違ったかもしれんの」

「せめて、すぐに一緒にそこに行けばよかった」


 黒い穴が消えてから二人の亡骸を”データストレージ”にしまい込み、あたし達は帰路につく。地上にいた異形の軍団は、レイちゃんが言った通り地に還ったらしく、すぐに話しを聞かなくなった。

 あたしは、結局何もしていないのにも関わらず、今代の災厄”星喰らい”を打ち払った勇者として名を売ることになり、”豊穣の聖女”の二つ名とともに歴史に残ることになるらしい。


 護衛を任されたという眷属の小鳥達は、自分達がどれほど彼女を愛していたのかをしつこいくらいに囀ってあたしを辟易させることを生きがいにしている。

小鳥達の話を聞く度に、あたしは思うのだ。

あたしの知ってるレイちゃんと、コイツ等の言ってるレイちゃんって、本当に同一人物なのかな――と。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

豊穣の聖女と星喰らい 灰色毛玉 @haiirokedama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ